気持ちの伝達

言葉は難しい
自分の気持ちや考えをいかに正しく
正確に伝えられるか
言葉の選択に大きく左右される

特に日本語は難しい
同じ言葉でも違う意味をもつ単語が
山ほどあるからだ

メールやLINEの誤字送信は
皆少なからず経験があるはず(笑)
最近接触を避ける場所が増えて
会話自体が少ない
伝えたい事を文章に書き起こすと
何だか味気なく冷たい印象になる
文章の伝達では感情が表せない

例えば
ありがとう
文章でも暖かみはあるけど
表情や声の陰陽で伝わる度合いが
だいぶ変わる

現代は個人に連絡するのは容易に出来る
私が学生時代は難しくもあり
友人宅に電話して取り次いでもらう
友人宅を訪ね呼んでもらう、など
他人と関わる機会が沢山あり
コミュニケーションを学んだ
挨拶や敬語や礼儀を他人が
教えてくれた
友人の親も平気で他人の子供を
叱ってくれた
他人の子供を気にかける
他人の子供を注意、叱る
他人の子供を可愛いがる
当たり前だった光景が
現代ではやらないできないになっている

明らかに昔の大人の人達より
同い年の現代の大人は幼い
自分の年齢と同じ年齢の時の親は
はるかに立派な大人で
そこに到達していない自分
親が亡くなった年齢があと数年で
来てしまう
それまでに少ない語彙力で
どれだけ後輩に伝えられるか

少しでも明るい未来にするには
微力でも経験している大人が
後輩や子供たちに伝えていく

難しい言葉に気持ちをのせて

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