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第2話「ガンダム破壊命令」感想
この記事は機動戦士ガンダムジークアクスの劇場版を観て感激したので、テレビ放送までに宇宙世紀のガンダムシリーズを20年ぶりに観ようと思い、その感想をダラダラと書いていこうと思います。
まずは初代の「機動戦士ガンダム」から観てみようと思います。ネタバレあるので、あしからず。
今回は第2話
ガンダム破壊命令
いや
思いっきり破壊命令なんてしてないじゃん!
ドズル中将もG作戦のデータとってこい!って言っただけじゃん!飛躍しすぎ。
タイトル詐欺の先駆けだったのかな?
話は2話になり、より戦争の悲惨さが伝わってきます。1話では日常が一瞬で終わり、人が瞬く間に死ぬことからの恐怖がありました。
それに対して2話では
戦争と言う非日常においては、個人の自由や個人の主張よりも、皆が生き残る為にどう行動するかが求められる。そして、そのような空気に登場人物達が飲み込まれていく様子が描かれていました。
セイラやミライは正規のクルーではないが、出来る事を探してブリッジにまであがります。ハヤトも正規乗組員にモニターの見方教わったりして出来ることを探しています。ブライトも艦長が怪我を負っていることから代役を進んでおこなっています。
皆が生き残る為に
そう言うと聞こえは良いですが、この空気において積極性がないカイはビンタされます。フラウも亡くなった家族のことを思い出しますが、他人の前でなく、あくまで彼女1人の時のみ涙します。アムロも「もっと上手くやれ」とブライトに怒られます。
戦争においては、個人的な感情を全体の空気感が押し潰そうとしているような気がして、1話とは違った意味で怖い話でした。
2話のラストは個人的な感情を出した3人が横並びに立った所でラストになります。驚くほど綺麗な構成でした。
以上です。