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日常(z)彼女と私

銀座のギャラリーの個展の案内に目がとまった
知っている名前
足を止めた
この画風は絶対彼女だ
夢を叶えたんだ
まだずっと絵を描いていたんだ
すごい
続けるってすごい
まわりに何か言われても
自分がしたいことをする
ただひたすら描く
描き続ける

私はやめてしまった やめなくてもよかったのに
なんでやめてしまったんだろう
なんでやめてしまえたのだろう

本当に好きなことじゃなかったのだろう
心臓じゃなかったのだろう
絵を描くことが

ギャラリーには入れなかった
彼女がいたらいやだったから
私について聞かれるのがいやだったから

今だに自分の本当にやりたいことがわからず
ただ毎日を消費しているだけだから
胸を張れない人生を送っている私は

自分自身と向き合い
作品と向き合い
決して妥協せずに生きている彼女と話が合うのだろうか、、、


家に着いてから考える
自分と彼女を比べてもしょうがないよな
比べられないものだし


職場でも家庭でも問題ばかりトラブルばかりで
でもなんとかクリアして淡々と日常をおくり
幸せなのか不幸なのかはわからない私 
それでも まあいいじゃないか
たまに楽しいこともある


絵を描くのはやめたけれど
見るのは好き
圧倒されるほどの彼女の作品に打ちのめされたい

たまに日常を忘れて感情を揺さぶられる体験をするとエネルギーが私の中に満ちてくるのを知っているから
明日は彼女の作品に会いに行こうと思う


☆日常(z)まで書けました。
苦しまぎれなものもありました。。。読んでくださった皆さまありがとうございます!





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