5.自衛隊入りたいにゃん!


閉じ込められた世界に籠っている

自分の中で流行っているワードがある。しかしながら世間の反応はイマイチ。流行語大賞、バズった、ネットミームとは今のところ無縁の奴。
元自衛隊の女ピン芸人ちっぴいちゃんズのyotubeショート「電話口にて入隊希望者をお母さんと間違えてしまった広報官」にそれはある。要約するとちっぴいちゃんズ(真面目そうな自衛隊女広報官)と芸人の白桃ピーチよぴぴ(メルヘンチックな女装をした風貌の男)とのちょっとしたコントなのだが

上官からの指示で相手に電話を折り返すちっぴいちゃん

「はい。防衛です。」
「お母様でいらっしゃいますか」
「いえ、本人です」
「あ、大変失礼いたしました」

「間違いなんて誰にでもある!」
「じえーたいさん頑張れ!」

「あの、入隊ご希望ということでよろしかったでしょうか?」

「よぴぴ自衛隊入りたいにゃん!」

「自衛隊入りたいにゃん!」
このワードが頭から離れなくなってしまった。
戦後より始まったであろう「自衛隊募集」における「自衛隊入りたい」という無骨すぎるキャッチフレーズ。この無骨をほぐしてくれるモノはこの日本においては今までは存在していない。後ろや横などに可憐なアニメキャラを配置しても「自衛隊」の後ろに「入りたい」もしくは「募集」等のキャッチコピーが入ってしまえば、俺の頭の中を自衛隊が活動開始していまう。それで本来のポスターの目的の一つは達成はされるのだが。
あ、「にゃん」だったんだ。とハッとした。
例えば、軽く思いついたものを出してもなかなかにしっくりこない

「自衛隊入りたいワン」犬の忠義感=自衛隊に近い
「自衛隊入りたいどす」京都出身入隊希望者。あと「死ねどす」などの京都弁が静かなネットミームになりつつある。
「自衛隊入りたいみゅ」アニメに寄せすぎ。近年の「自衛隊×アニメ」のよく見る感じ。

歴史を改革したのが「自衛隊入りたいにゃん!」ということでいいとしよう。(地味に「じえーたいさん頑張れ!」も良い)

というわけで白桃ぴーちよぴぴを自衛隊募集ポスターに採用しよう!
私も自衛隊に入隊希望の電話かけます。



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