人生で1番孤独な誕生日をイタリアで迎えた話
久しぶりに執筆衝動に駆られ、アプリを開いた。
1ヶ月も書いてない!?びっくり。
ここまでの過程が、あまりに絶望状況すぎて、もはやこれネタにせなバチが当たりそうやから(?)ネタにします。
今年の早・開き直り選手権優勝候補🏆
現在、私はフィールドワークで研究施設のあるイタリアの小さな島に約2週間滞在している。
正直、慢心してた。
この実習の教授の授業では、めちゃめちゃ必死に勉強して、プレゼンも試験もかなり良い成績残したし、そもそも実習も教授から直接声かけてもらって参加してるし。
実習に必要な知識は予習してった、IELTS対策のおかげでアカデミックイングリッシュも少しは改善した。万全のつもり。
「よっしゃやったろー!!」めっちゃワクワク⤴︎ 👈3日前の私
でも、現実はそんな単純じゃなかったんよな〜
前セメスター、専門科目は英語開講の修士向け授業しか取ってなかったから、学部生が参加できるこの実習は、理学部一般の講義で見たことある人いるなーくらい。
1日目、島・前入り勢がビーチで飲み散らかして楽しんでた🍻
いいねぇえ👈2日前の私
夕方の初回ミーティングまでは時間あったから、私もビーチバレーとか参加してちょっと仲良くなった。
事前の宿のアレンジは「参加者内で希望があれば事前にメールするように」
先ほど述べたように、前セメスターで仲良くしてた子達は基本修士で(英語開講の授業=修士向け)この実習は、数年前の学部生時代にすでに参加済みやったから実質知り合いはゼロ。
「ま、割と誰とでも仲良くやれるスキル身につけてきたしいけるやろ。」
なめてたな〜〜〜自信過剰だったな〜〜〜
そういえば、昔から(今も変わらず)全然「誰とでも」タイプではないんよな。
留学中に限らず、集団行動はあんまり得意じゃなくて、特に仲良い人と2人か3人でおるor完全個人行動が好きなタイプ。
お酒も弱いし(日本での「弱い」はこっちで「飲めない」に等しい)タバコも他のもんも吸わんし、早寝早起きやし(?)
ほんで夜。
私の割り当てられた部屋は、なんというか、1番ウェイウェイしてるとこ。
6人部屋に5人で前入りしてた。
そんでそこ1枠空いてたから、留学生の私がちょうどフィットしたって感じ。
スイスの人、基本英語は皆使うから全然問題なく喋ってくれる。
んやけど、それにしてもお酒が多い。
そして昼間はタバコだけやったんが草まで巻き始める。
ま、そうよね。。って感じ。
前に書いたけどこっちで大麻系やってる大学生は結構多い。
(とは言っても私の特に仲良い友達にはおらん)
色々めっちゃ吸ってんな、とは思ってたけど、スーツケースから持ち運び植木鉢セット、みたいなん出てきたときは「あ、やっぱそうよね」って。
2週間あったら部屋で栽培するのか。。。
それに加え、民間の宿じゃなく、あくまでも研究施設やから、「念の為寝袋持参推奨」ってレベル。
リビングの折り畳み式のソファで添い寝か、ちっちゃい部屋のシングルベッド横並びか。
流石にシングルベッドを選ばしていただいたが、それにしても初対面のGuyと1部屋で寝るのは抵抗がある。よな?普通?
ほんで、昼間は英語で喋ってくれてたけど、夜になればなるほど酔って誰も英語通じへん。スイスドイツ語。
しまいには、爆音で音楽流して大声で騒いで、何言うてるかガチで一言も理解できへん。
到着まで、夜行バスからの電車→バス→フェリー→バスの16時間移動であまりにクタクタやったから、自分だけ先寝ることにしたけど、「今外で馬鹿騒ぎしてるうちの誰か1人がそのうち横のベッドに来て寝るのか〜」と思うと、ほんまに嫌すぎた。
部屋中、お酒と草の匂いが充満してた。
翌朝。
飲み散らかした空き瓶、草、灰。
これから10日間、耐えられないと思った。
体調不良のふりして帰ったろかとも思ったけど、お金払って参加してるし、実習に参加すると色んな人に言うてきた以上、そんな理由で逃げるわけにもいかん。
負けてたまるかー!って気合い入れておったけど、リサーチセンターの助手のお母さんみたいな人にAlles gut?(すべて順調?)って聞かれた時、涙止まらんなってもた。うわあああああって😭
号泣状況でも、ダイレクトに言いすぎるのは良くないかな(非常に日本人的)と思って、咄嗟に「スイスドイツ語全然わからんくて、会話についていけんくて、英語で話すメンバーの宿にスペースあったら移りたい」って言った。(これはこれで事実)
このインダイレクトさが更なる悲劇の始まり。。。。?
そのお母さん(仮)の働きかけで、すでに4人グループで宿入ってた博士課程のお姉さんが、そのウェイ6人部屋に移ることに。
実質、私がその方を明らかにちゃうグループに追い出したってことに。
「あんたが普段英語しゃべる子がいる部屋移れるよう、スイス人の子に入れ替わってもらったから😉」
いやぁああこじれたぞ。。他の人まで巻き込む気は全くなかったのに、私が荷物抱えて部屋に入った時、そのグループからの視線が明らかに「こいつなんなん」やった。
これは流石に、かんなりメンタルダメージ受けた。
そして今晩。
聞こえたスイスドイツ語のワード拾って拾っての推測やけど、みんなは近くのBarでサッカーパブリックビューしてるっぽい。
誰も私が今日誕生日なんか知る由もない(自分自身、それどころじゃない)
マジでこれからどうしたらええんや?
とりあえずえず今のマインド:
2週間のメンタルトレーニング合宿だと思え。これ超えたら私は絶対に強くなる。
私の今の生活習慣とシェアハウスの両立は不可能だという気づき。今知れてラッキー。(海外シェアハウス幻想は砕け散った、向いてない。)
自分の小ささを知るということは、世界の広さを知るということでもある。
俺たち〜はま〜だちっぽ〜けで〜〜
久しぶりにファンモン聞いて泣いてる。歌詞が良すぎる。
おやすみ。
がんばれ22歳。強くなるんだ。