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山本 憲明 『ポケット版 きちんと稼げる「1人会社」のはじめ方』

僕にとっての要点:
稼いだ分をスケールさせない、細く長くできる経営。誰にでもできる。健康は重要。日本の経済規模は縮小する。縮小に合わせる行き方。死ぬ年齢を考え、いつまでできるかを考える(定年しない)

誰でもできる、業種はなんでもよい、などポジティブな声かけをもらえてありがたいなと思う本です。ちょっと背中を押してくれるような感じがあります。

 考えぬくことは必要ですが、「絶対にうまくいく」というレベルにまでする必要もありません。そもそも、うまくいくかどうかは、やってみなければわからないものがほとんどです。やる前に考えすぎて決められないよりも、やっていきながら改良を重ねていくほうがいいのは当然のことです。
 また「1人経営」では、後述しますが、自分の生き方や価値観、何を大事にするか、ということなどから逆算して売り上げを決められるので、売上が多ければいいということもありません。まず好きなことや得意なことが前提で、それをどうコントロールしていくかを考えればいいのです。

第3章 「1人経営」の準備をはじめよう、より

著者のいうところの、1年後のスタートのための準備のポイントは3つです。
1 何をやるか(を考える) 
2 資金をどうするか 
3 とにかく勉強をする(本を数十冊)

以下、印象的なことばを少しみてみます。
・少ない資本を回転させる
・コツコツ返す程度の負債
・気楽にやっていける だめでもリカバリーできる
・資金は経費の4-5ヶ月分
・それで粗利をあげられなければその事業はあきらめる。
・何もないところから始める方が上手くいく
・事務所と店舗はなるべく置かない
・大々的に宣伝しない
・死ぬ年齢 仕事をやめる年齢
・固定費は極小に
・他人に頼らない
・絶対に調子に乗らない。

いつか創業したい。そんな気持ちもあるので、ときどきこういう本を読んでみたいと思っています。職場の友人/先輩の先生が貸してくれました。感謝

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