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コーチング 学び② コーチエィアカデミアのモジュールF03からF05までの学び

コーチエィアカデミアでの学びの様子を綴っています。
前回につづき、今回はF03-05までの学びについて書いてみたいと思います。

F03-F05


F03 「聞くこと」について


 コーチングにおいて重要なのは、コーチが積極的に傾聴することができる、ということ。100以上存在するコーチのスキルのうち、重要なものをまとめると、

・聞く
・質問する
アクノレッジする
・要望・提案する
・フィードバックする

の5つになると考えられます。そして、その中でも聞くことは、コーチングカンバセーションを成立させる上で最重要なスキルかもしれません。
 聞く能力を上げるためには、聞くことの意義を理解する必要があります。
 クライアントの話は、必ず最後まで聞くこと。
 オートクラインとパラクラインというおもしろい話も入っています。
 聞くことを妨げるものは、先入観やレッテルなど。コーチは先入観や偏見から自由でいなければなりません。

良い聞き手になるための10のポイント
1. 時間をつくる
2. 相手を尊重する
3. 話しやすい環境を用意する
4. 最後まで話を聞く
5. 判断をしない
6. 自分が理解しているかどうかを確認する
7. 客観的になる
8. 肯定的なノンバーバル ・ メッセージを出す
9. 沈黙を大切にする
10. 聞くことに最大限コミットする

F03より

F04 信頼関係を築くことについて

 コミュニケーション、対話をするにあたって必要なことは、それがキャッチボールだという原則をよく理解すること。つまりボールを投げる前には相手の同意が必要だし、受け取ったボールは返さないといけません。
 何かができていないな、という「未完了」(コーチングでたびたび出てくるワード)の状態を作らないようにすることで、コミュニケーションは充実する。

 また、相手のことを知ることも大事。ここでは、「データベース」という概念が紹介されます。

リーダーやコーチが活用する「データベース」には大きく分けて次の4つのカテゴリー があります。
● ビジョン
● スキル
● タスク
● パーソナルな情報

F04より

 また、アクノレッジメントはここF04でも詳述されます。アクノレッジメントの具体的な方法や参考文献、そのほか、「3分間コーチング」など、短い時間のコーチングや、メールを用いたコーチングの可能性にも言及されていました。


F05 実践演習


 ここまでのF01〜05の学びを通じて、実践演習をするという時間です。コーチ役とクライアント役にわかれて、実践します。
 コーチングの同意をとること、聞くこと、に注力して行われました。


F05あたりまでの学びの感想
 この3つのモジュールを学び始めたころのことを思い出しながら書いていますが
、この学びの時期には確かに人とのコミュニケーションの仕方が変わったと思います。周囲の人を自分なりに「タイプ分け」をすること、他者とのコミュニケーションにおいて「未完了」を作らない、などの工夫が、生活の中でも始まっていきました。自分の変化具合は自覚してもいましたし、妻からもよくその変化を指摘されました。
 一方、自分自身のコーチングについては、どうも核心にせまることができずにいました(コーチエィアカデミアでは、自分に必ずコーチがついてくれます)。また、学習についても仕事との両立や時間の確保など、なかなか大変で、疲れてしまうこともありました。クラスでは発言をせずにちょっとやりすごしてみたり…
 なんとかついていくぞ、という感じでした。

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