Hilfeのお客様日誌vol6
鬼(悪魔)のカード
執着、欺瞞、破滅への誘惑、、、
昨日御来店のお客様
(お客様の御要望を受けて掲載しています)
現在の夢を諦めるべきか否か、、、
今回使った占術は
・依頼者の本心を読む
・二者択一
・半年先
・依頼者が
変えられる事、変えられない事
得るもの、失くすもの
カードを開いてみると、、、
ザックリした結論は
「潮時が来てる」
というのと
「『できる理由探し』はもうやめた方がいい」
でした
カードの出方から
「現実を受け入れられないが故に
『夢を追ってるふり』をする為に
できる理由やできる事を探し続けてませんか?」
大変失礼ながらこうお尋ねすると
「本当はわかってます😢」
と返ってきました
「できない理由よりできる理由を考えろ」
という言葉をよく聞きますが
基本的に私も賛成です
できない理由は探そうと思えば際限なく出てくるし
できない理由ばかり探していれば問題解決になりません
ただ、できる理由を探し続けるのは
状況や内容によっては
際限のない現実逃避や破滅への道になりえます😓
私の過去の個人的な知人達の話を例として書きます(占いのお客様ではありません)
①とある男性
ずっと夢見てた職業に就いたものの
その内情は超ブラック
「手を尽くせば変わるはず」と、周囲の忠告を無視し続け、重度の精神疾患を患い働けなくなる
②とある女性
声優として成功したいという夢を10年以上に渡り追い続けるも芽が出ず、
「私はここ止まりじゃない」と諦めず
結果、風俗嬢になり心身をボロボロにする
③とある男性
既婚女性を好きになり
「いつか旦那と必ず別れる」という言葉を信じ続ける
周囲から散々忠告されるも
「疑うより信じられる理由を探す」と数年に渡り付き合い続け、結果捨てられる
3つとも少々極端ですが、、、
共通していたのが
「できる理由(事)探し」が
「自分を破滅に追いやる自滅行為」と
「現実を見ない為の逃避」の二つにすり変わっていた、という事です
随分月日が経っているので書きますが
三人とも、もうこの世にいません
彼らが最後に見つけた「できる事」は
「自分の人生に自ら幕を引く事」でした
今回のお客様は内容こそ違えど近い状態になっており、、、
カードの出方に則った私の最終的な助言は
「『夢』と『幸せ』は必ずしもイコールではありません
貴方は今
『幸せの為に夢を追う』のではなく
『夢の為に不幸を追う』状態になってます
『できる理由(事)探し』が
現実的且つ、それをやっている自分を好きでいられるなら問題ありませんが
今の貴方はそうではありません
今貴方に必要なのは
『夢に逃げる理由』を探す事ではなく
『夢を手放しても幸せになれる理由と手段』を探す事です」
でした
「諦めるな、逃げるな以外の助言を生まれて初めてされました」
とお帰りになられました
以前にも書きましたが
夢を追うのは素敵な事ですし
追うならば叶える為に出来うる限りの事はすべきと考えてます
ただ、夢は「凶暴」です
一見美しく見えても裏で巨大な口を開けて
常に生贄を求めてます
夢の大きさに比例してその凶暴さを増します
追えば追うほど大口を開け
叶えた後も隙を見て噛み付こうとします
夢は「無条件の味方」ではありません
飼い慣らせなければ喰い殺されます
飼い慣らせないと悟ったならば
喰われる前に手放さなくてはいけません
私も過去に喰い殺されかけたので、、、
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⚠️注意⚠️
占いの結果は
そのお客様の現在の状況、気質などによって千差万別です
全く同じようなお悩みであったとしても
お客様それぞれでカードの出方も違いますし、それに伴って助言も違ってきます
(占いに「パターン」はないので)
したがって
お客様日誌の内容が
読んで下さった方の現在の状況と被っていたとしても
日誌の中の私の助言が、読んで下さった方にとっても最良かどうかは
占ってみない限りは如何様にも言えません
以上をご留意頂いければ幸いです