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これまでの歩みを振り返る 

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

アメブロを始め、FBを始めたあたりは自分の存在とミニチュアのことを広めようと躍起になっていました。

伝統の手仕事以外はなかなか日の当たらないモノづくりの世界。

時間がかかり、手間もかかる制作。
そして、売れてやっと収入になる、なかなかに厳しい世界なのです。

個々の努力と技術を広めて、認めてもらいたいと思ったものです。

ネットを使うことで一人でやっていても複数の営業マンを使っているような効果を生むことを目指しました。

アメブロのお花の先生のブログを参考に屋号など変えていった時代もありました。恥ずかし気もなく、こう変えてみたけれど、どうだろうか?などと聞いたりもしました。

ブログを見てくださって、案外化けると思うから、公開コンサルでいいならやってあげると言っていただいて、お願いしました。


懐かしいなぁ。
東京に行く時に挨拶に行く予定でしたが、息子さんの体調が崩れたためお会いできずに終わりました。


今の「ミニチュアちさと工房」という屋号はその時に決めたものです。
わかりやすい屋号でないとすぐ違うページに移られるのだという教えはありがたいものでした。

同じことを後から始める人にも伝えるけれど、半分も聞いてくれませんね。


私はこういう時の素直さが格別なようです。
だって、経験のある人のアドバイスは千金に値すると思うからです。

かっこいいネーミングは案外と浸透しません。
私の屋号はミニチュアをつくるちさとという人物の制作工房だという意味。
言葉通りのネーミングにし、文字デザインは私がしました。

地元の木材店に板の素材を相談し、外に置くなら杉材がいいと教えていただいてサイズ通りの板を作っていただきました。

今、工房のフェンスに掲げているのは2代目の看板です。
アクリル絵の具で塗って、文字を書いています。デザインは気に入っていて大切な看板です。この数年はバラの季節にバラに囲まれる看板になっています。

工房を移転して10年経ちました。5月には11年目に差し掛かります。
早いものです。通りの皆さんとも顔見知りになり、いい感じで日々を過ごしています。毎年お渡しする干支もあと一つ。

ここまでどうにか家賃や経費を払ってこられました。
調子のいい時の売り上げをためておくことで流行病の時もどうにかしのぎました。交渉して家賃を少し下げてももらいました。

ここまでは去年までの振り返り。



そして、今、一つの節目を迎えたなと感じています。


そろそろ、外に目標を置いてきたのを自分の内面に向けようと思います。


誰かに評価されることを考えることをやめます。
自分の満足を大切にし、時には怠けるし、立ち止まる。
それでいいと思えるようになりました。

だれかのための私でなくていい。
私のための私でいたい。

作ることは好きだし、スキルは上げていきたいので精進を続けます。
量をこなすことをやめ、少量でいいから私にしかできないものを作りだしていこうと思います。

そのための集中力を出すために、好きな遊びをしっかり楽しみます。
読書であったり、編み物であったり、庭仕事であったり、、、
いろいろな足元にある楽しみを見つけていきたいです。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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ミニチュアちいさん
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