桜の贈り物 桜の潤いハンドクリーム
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
先日、桜のエキスを使ったハンドクリームを販売することになったとつぶやきました。
松江市のお隣、雲南市木次町(きすきちょう)は斐伊川土手に連なる桜並木が有名です。
木次の人たちが桜を愛し、こまやかに世話をしてきたのです。
そんな桜をもっと知らしめたいと思った地元の女性たちは桜で染物をして見ようと思い立ちました。
桜色に染め上がったらなんて素敵なんんだろうと。
他県に教えを請いに行き、自分たちでさまざま試行錯誤してそれは美しい桜色の布が染め上がりました。
桜と言ってもなかなかきれいなピンクにするのは難しく、一度出た色が二度とは作れなかったりするのだそうです。
そんな苦労を重ね、もちろん資金も投入して15年。
今年で桜染めは終わりになります。
スタッフのみなさんが70代になり、もう体も気持ちもついていかないし、終わりをきれいにするのにも元気なうちでないとという思いで終了を決意されました。
最後の展示会には雲南市の市長もおみえになり、違うカタチでも続けてほしいと話されていましたが、代表の吾郷さんはきっぱり断っていらっしゃいました。
桜との縁がこれで終わると思っていた矢先に、桜の花のエキスを低温抽出できたという知らせが入りました。
染めているみなさんは手がきれいなんです。
どうも桜は肌荒れ、手荒れに効きそうだとは思っていたそうです。
ハンドクリームをつけると手がべたべたしてそのまますぐに家事をするわけにはいかず、また手を洗うなんてこともあったから、べたべたしない、すっと肌になじむものをと何度も試してできたのがこの「桜の贈り物」です。
桜と縁が切れるという時にこのハンドクリームを作る話が出て来て、桜の花の塩漬け作業が終わった頃に発売という運びになったのは桜や桜の神様からのありがとうのプレゼントだと感じます。
3月にたくさん試供品を配られ、私もいくつかいただいたので、この人はと思う人に試してもらってきました。
男性でも手なじみの良さに驚きの声をあげてくださいました。
価格も手ごろなので、お勧めするのも嬉しい気分でできます。
お土産にもいいなぁと思っています。
松江で取り扱っているのはミニチュアちさと工房だけです。
いらしてくださったら、お試しいただけます。気軽にお立ちよりください。
不定休にしていますから、いらっしゃる時は少し前に連絡をお願いします。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com