誕生日に砂浜のごみ拾いをしてみた

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

先日誕生日を迎えました。
64歳になりました。

去年から誕生日にはなにか一人でしようと思っています。

お祝いをしてもらうのもうれしいけれど、この年まで生きてこられたことへの感謝を自分の生きている地域にしたいと思うようになりました。

今年は加賀の浜の漂着ごみを拾いました。
6，7日とものすごい強風が吹きましたから、ごみが流れてきてるだろうなと思って、地元の先生(高校時代の恩師です）に連絡して様子を聞いて行ってきました。

去年の秋に地元の方々に交じって漂着ごみを拾いました。

あれから、また行こうと思いながらなかなか行動に移せずでした。

秋ほど多くなかったですが、一人ではなかなか大変でした。
途中、お会いした地元のお父さんに友達連れてこんと（連れてこないとの方言）と言われてしまいました。今日は一人でしたかったのだけれどね。

40リットルのごみ袋４つ分拾ってギブアップ。
ものすごく大きなものが水の中砂に埋まっていたり、発泡スチロールの粒々が流れてきていました。使えそうなヘルメットなんかまで、、、

途中、地元に住む先生にごみ袋を出していただき、長老という感じの方が通りかかられたので、先生と一緒にご挨拶しました。

地元の海をきれいにするための清掃作業はみんなでやらんといけん、今頃の若いもんはすぐ自分のことばかり言って、作業に出てこんと怒ってらっしゃいました。

同感ですと言ったら、そげでしょ？と。
こんな苦言をさらりと言えるということはご自分も行動してこられたからだなと思いました。

ごみを拾いにいっていい出会いをしました。

一人だったので、ごみ拾いの画像はもちろんなし。

そのかわり、いいお天気の海を撮ってきました。

桂島
海の水のきれいなこと

空もきれい

ゴミのなくなった浜から見える舟

波の音を聴きながら、ごみを拾うのは瞑想に似た時間でした。
立ったりしゃがんだりを繰り返すので、疲れました。

1時間半ほどで終わって、昼前になったので、遊覧船乗り場のレストランなぎさでランチしました。

サザエご飯、澄まし汁、お刺身、魚のから揚げ、野菜の煮物、茶碗蒸し、漬物、ゼリーにセルフの珈琲は飲み放題で1000円。

海を見ながらゆっくり食べていい気分で帰りました。

ごみを拾うと自分の中もきれいに整う感じがします。
いい誕生日になりました。

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