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花嫁にタキシードってねぇ💦

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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今、恩田陸の「spring」を読んでいます。
バレエのお話。

その中で主人公の幼馴染で、作曲家になった女の子のことを(中折れ帽とトレンチコートがあれだけ似合う女の子は、宝塚の男役でもなければ、なかなかそうはいないだろう)と主人公が評する場面があります。

私、大学の時に母校に教育実習に行った時に生徒に”先生、宝塚の男役みたいでした”って言われたことがあったのを思い出しました。

そう、私も中折れ帽もトレンチコートも似合ったと思うわと独り言。

決して身長が高いわけではないけれど、5cmくらい高く見られるのは今でもです。胸もないし、少年ぽかったということでしょう。

そして、もう一つ思い出したのは、前にも書いたかもしれないけれど、結婚式の衣装を選んでいた時のことです。

トップ画のドレスを決めたあと、お色直しにタキシードはいかがですか?と真剣に勧められました。

自分でもそりゃ、似合うわよと思いましたが、だったら主人はドレスなの?

まさか、色違いのタキシードもないよね?

と困惑し、貧乏でもありましたから、ドレスのお色直しはなしにして、あのドレスをずっと着ました。

久しぶりに前撮りした画像も見つけ出しました。
若い時って同じくらいの体重でもふっくら見えるものです。

このドレスも最初勧められた時は?でした。


ウエディングドレスって下にパニエをつけてふわっとスカートが膨らんでいるイメージだったのに、勧められたこのドレスはビーズが縫い付けてあるサテンの布がたらりと垂れ下がっているだけでした。

でも、さすがにプロはどれが似合うかちゃんと判断してくれていました。

ハンガーにかかっていた時はただのてれっとした布だったけれど、着てみたら、きれいなマーメイドラインのドレスでぴったり。

髪型をシニョンにと思っていたのに、私は髪の毛が多すぎて大きな団子になっちゃって恰好つかないので、編みこみに変更してもらったのも思い出です。

今でも男前なんでしょうね~私。

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