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撮影環境を一新しよう!ver.2.0

 これまでの記事で長らく使われてきた撮影環境について、どのような印象を持っていただろうか。
 被写体以外の情報を遮断するために設置した白背景だが、これは今年の2月から使用していたものであり、ほぼ一年近く使用している。
 実はこの背景に色々ガタが来ており、かなりダメージを負っている。写真を撮るときはなるべく隠すようにしていたが、気付いていた人はいるだろうか。

 現在の撮影環境をどのように作ったのかについては過去の記事を参照してもらいたい。


 あらためて整理してみると…
・背景:100均の白模造紙を利用
・照明:懐中電灯の拡散モードを利用(たまに)
・スタンド:アーム式のものを利用(ほぼ使っていない)

 まずは白背景についてだが、紙製のものを利用しているため、実はクシャクシャになったり破れたりしている。

 なるべく目立たないように撮ってきたが、映り込んでいるときもあったかもしれない。

 照明には100均の2way懐中電灯を利用していた。スイッチが2通りあり、ぼんやりとした光を出すこともできるため、全体的に照らすこともできる。

 …はずだったのだが、正直光量が弱すぎて違いが分からない。

右が懐中電灯onのはずだが、後から見ると判別ができなくなった

 動画でオンオフを比較するとこんな感じ。

 画像に比べるとオンオフの境目は分かるが、そこまで見映えに変化が見られない。

 反対側のモードはピンポイント過ぎるので論外。

 
 あとはアームスタンドについてだが、こちらは元々動画撮影時にスマホを固定しておくために購入した。

 ただし、クリップを何かに挟まないといけなかったり、スマホの自重でクリップやボールジョイントが耐えられずに傾いてしまったりするため、セッティングや微調整がかなり面倒だった。
 現在は箱などを積み上げて高さを出した上にスマホスタンドを置いて動画を撮っているが、土台が不安定だったりセッティングが面倒だったりする。

 そこで!今回購入したものがこちら!

Amazonのポイントアップキャンペーンの目標金額に到達しそうだったので、この機会に購入した

 購入したものは
・布製スクリーン
・リングライト兼スマホスタンド
の2種。

 まずは布製背景をチェック。一見すると黒色の布だが、こちらは裏表でリバーシブル仕様になっており、白色背景にも変更できる。
 ここ最近の記事ではガヴホイッピアやピザーラポリスモーターサイクルなど白い玩具が続いたため、従来の白背景とは相性が悪く、玩具が背景に溶け込んでしまっていた。

白基調のケーキングフォーム(左)と
黒基調のポッピングミフォーム(右)


 そこで、被写体に合わせて裏表を使い分けることにより、溶け込むことなく対象を捉えることができる。

黒には白、白には黒

 さらに、今回の背景は布製なので簡単には破けることがない。また、汚れてしまったら洗濯することも可能。ちなみに寸法は1m×1.5m。これでも最小サイズを選んだが、正直取り回しに困る。
 
 続いてはスマホスタンド付のリングライト。

 リングライトの中央にスマホを固定するホルダーが付いている。
 セット内容は以下の通り。


 組み立てたものがこちら。高さ調節の機能などは特になく、必要最低限の機能。中央のアームは動かすことが可能。


 給電はUSB-Cから。充電機能などは無い。コードの途中にコントローラーが付いており、オンオフやモード切替、明るさの変更が可能。

 高さ調節機能は無いものの、三脚の角度を工夫すればある程度は高さを変更できる。

 
 環境が整ったので、早速撮影テスト!最初の被写体は『ガヴ ポッピングミフォーム』。
 こちらが照明を使わないで撮った様子。


 照明のスイッチを入れると…

 こう!

 見映えは一目瞭然、光量が十分に供給され、ガヴの全身のカラフルなアーマーがしっかり映えている。

 スマホの固定が簡単なので、動画も撮りやすくなっている。

 ただ、スマホの画面を見ながら撮ることができないため、どうしても画角に収めることが難しい。画面を見ながら撮ると、今度はかなり手を伸ばさないといけないので、どちらにせよ撮りづらい。


 撮影環境がパワーアップしたので、被写体もパワーアップ!

発売日:2024/12/07
価格:4950円

セット内容

 
 撮影背景を黒色に切り替えて撮影!

 
 可動域が広く、両手持ちや膝立ちポーズも可能。

 
 黒背景によりケーキング特有の白いボディが際立っている。照明が強化されたので金塗装が映える。


 撮影機材を購入しましたという記事なのにしれっと玩具レビューが挟まってしまったが、撮影環境のアップデートの効果は十分に検証できたはずだ。
 準備の面倒さは以前よりも上がってしまったが、その分良い写真が撮れるようになったと信じたい。今後しばらく使ってみて、そのうち効率的な取り回し方も見つけていきたい。

(12/17追記)
 以前の撮影環境で用意したは良いもののセッティングが面倒すぎて全然使ってなかった「背景を吊るす用のポール」を有効活用できた。

コレを全然使わず、紙背景をそのまま直でカーテンにくっつけていた。洗濯ばさみで。

 購入した布背景に棒を通す用の穴が用意されているので、そこにポール2本分を繋げて長くしたものを合体。

以前は縦に使っていたポールを横にして利用

 ポールにくっつけたクリップをカーテンなどに挟めば、そのまま背景にできるという寸法。
 前回役に立たなかったものがまさかの大抜擢。どんでん返し。伏線回収。

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