素体フレームで遊ぼう【DXROBO UNIVERSE】
これは、「DXロボユニバースのコアフレームをいじりながら、『あの戦隊ロボがユニバース化するなら、どんな風に再現されるんだろうか』ということを妄想していく回」です。ちゃんとしたDXロボユニバースの記事は別で上げます。
『DXROBO UNIVERSE』は、共通規格の素体フレームを核として歴代の戦隊ロボを甦らせていく新シリーズ。
このコンセプトを受けて、「あのロボはどのように変形合体が再現されるんだろう?」といった妄想が膨らむ。今回発売されたエンジンオーやトッキュウオーも、共通フレームを上手く分割してフォーマットに落とし込んでいる。他の戦隊ロボが実現するとしたら、どのようにフレーム構造が使われるのか考えてみたい。
作りやすそうなロボ
四肢合体系
分割が分かりやすいので、合体構造は元の玩具のものをそのまま再現できそうである。
実際、12月に発売が予定されているゴーカイオーや、シルエットのみ開示されているシンケンオーもこのタイプである。
後は、ゴセイグレートもいけそうな気がしている。下半身の分割は先程の例に比べると少し特殊だが、素体フレームの可動や分割が丁度ゴセイスネークの変形と合致している。
ゴーオンやシンケン(仮)、ゴーカイのラインナップが存在しているため、ゴセイジャーからも出てほしいところだ。
また、ゴーバスターオーのようにパーツがバラバラになる合体体系も、DXロボユニバースのブロック玩具的な性質と上手くマッチして原作らしさのある合体シークエンスになるのではないか。
作りにくそうなロボ
逆に、DXロボユニバースの素体フレームと相性の悪い合体形式のロボも当然存在する。
真っ先に思い浮かぶのが、縦3つに分割するジュウオウキングや横2つに分割するゼンカイオーなどである。
ジュウオウキングは、元玩具が合体シークエンスの再現に振り切ったものであるため、DXロボユニバースのシルエットに落とし込もうとするとかなり異なった合体構造に変更する必要があるはずだ。
ただ、キューブのサイズ差を許容すれば再現できそうではある。
しかしながら、スーツ感のあるシルエットのジュウオウキングという概念は魅力的ではある。
ゼンカイオーについては、胴体の横方向の分割数が奇数個であるため、どちらかのメカにブロックを寄せるか、変形システムを無視した組み換え変形にするかしないと再現が難しいと考えられる。
また、どちらにおいても「個別メカの多段変形をどこまで再現するか」という疑問もある。
個人的に見てみたいロボ
キングオージャー
これについては、ただ好きだから以上の理由は特にない。また、元玩具を全合体後のゴッドキングオージャーで飾っており、キングオージャーに組み戻すのが少し億劫というのもあり、キングオージャー単体での立体物も欲しいという願望がある。
シュリケンジン
こちらは「コアロボが御輿に乗る」という合体コンセプトがかなり気に入っているためである。ただし、これを再現するとコアロボのシノビマルに素体ブロックを分配することができないため、共通のフレームを使って合体するというDXロボユニバースのコンセプトにおいて、コスト的にはかなり贅沢な仕様になってしまう。
まとめ
実際にどこまでラインナップが出てくるかは分からないが、このように先を妄想するのも案外楽しい。これも規格が統一されているからこその味である。
既に発売されたトッキュウオーは、元の玩具の合体シークエンスを再現するのが難しいためか、素体フレームを上手く振り分けて合体前後を再現している。
このように、今回「これは無理じゃないかな?」と感じた戦隊ロボも、我々が思い至らないような方法で合体を成立させてくる可能性もある。これからどんなユニバースを見せてくれるのか、今からワクワクしている。
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ここだけの話、今回の記事は本来DXロボユニバースの記事の一部分でした。ただ、その記事の完成が間に合わなかったので、多少浮き気味だった本パートを抜き出して繋ぎとして単独で出しています。
時々こういうセコいことをしながら、今後も定期更新を続けていきます。