待ち望んだ「新戦隊のDX玩具の情報解禁」が来たぞ!【ゴジュウジャー】
この時を待っていた…
新戦隊玩具の情報解禁!!
戦隊ロボ玩具好きの年に一度のお祭り。戦隊ロボは毎回全く異なる方向性の合体方式やフォーマット、ギミックで展開されるため、「新戦隊の1号ロボの情報解禁」は特に大きな刺激を味わえる。
ゴジュウジャーの放送開始は去年よりも2週ほど早まっているため、玩具解禁も同じくブンブンジャーより2週ほど早いタイミングになった。
ここからは、公式サイトの玩具リストを見ていきながら気になるところに触れていきます。
DXテガソード
ゴジュウジャーの最前線アイテム。変身ができる武器であり、ロボにも変形できる。更にコレクションアイテムとの連動もあり、変身・武器・個別認識・ロボ玩具ととんでもないプレイバリューを感じる。
また振り子センサーが内蔵されており、手を叩くように本体に振動を与えると拍手音が鳴る。振り子センサーはロボ形態でも活きており、揺らすとロボ駆動音が鳴るらしい。つまり、ガシャンガシャンとブンドドしているだけで本当にロボが動く音が聴こえてくるというわけだ。この臨場感は凄まじい。
音声ギミックだけでなく発光機能もあり、戦隊ロボにここまでガッツリ電飾ギミックが入ってくるのはかなり久々になるのではないだろうか(音声・発光のある1号ロボではキュウレンオー以来?)。
指輪をはめる場所が中指になっており、「指輪をはめた手」のように見えるデザインも面白い。
メンバー武器
レッドのゴジュウウルフ以外は、テガソードの他に固有の武器も持っている。
DXレオンバスター50(ゴー)
DXティラノハンマー50
グリーンとブラックは発売日が1ヶ月半ほど遅れる。
DXイーグルシューター50
DXユニコーンドリル50
それぞれメンバー固有の武器でありながら、ロボと合体するためのパーツも兼ねている。武器単体では、トリガー操作で半自動的(非電動)に回転などのギミックが発動する。レオンバスターはガトリングの回転、ティラノハンマーは顎の開閉、イーグルシューターは弓を引くスプリングアクション、ユニコーンドリルはドリル回転といった感じ。個人的には、弓を引くギミックが好きなのでイーグルシューターが気になっている。
本体に電飾ギミックはないのだが、付属のリングをテガソードに読み込ませることで必殺技音声が鳴るため、音声遊びもカバーされている。
50(ゴー)武器の役割はこれだけではなく、テガソードロボと合体することで各メンバーのロボに変化する武装メカとしての役割も兼ねている。大まかな合体シークエンスとしては、テガソードの腕を外して換装したり、胸部分のジョイントを使ってアーマーを取り付けたりする流れになる。複数種類のパーツを組み合わせて多色ロボを作るようなこともできそう。
個人的に嬉しいのが、それぞれの武器が生物っぽくも見えるようなデザインになっているところだ。横からみると、それぞれ足が生えているように見える。
イーグルシューターは羽が縦に生えているので少し難しいと思いつつも、弓上部のパーツを展開すれば羽のようになりそうな雰囲気がある。変形合体ロボとしては、やはりビークルやアニマルなどの個別メカから変形してほしいところもあるため、見ようによっては生物らしいフォルムにも見立てられるようになっているのが絶妙なデザインだと感じた。
ロボ状態で注目しておきたいのが、ユニコーンドリルと合体したテガソードブラックに2パターンの形態があること。左腕に装備していたパーツを背面に回すことで、ケンタウロスのようなフォルムをした突進モードなる形態に変形できる。ドリル回転といったロマン溢れるギミックもあり、ユニコーンドリルはかなり玩具的に魅力があるように感じる。
ここからは考察だが、現状公開されているメカはレッド以外の4体分であり、テガソードレッドは追加パーツなしで完成する。ということは、今後レッド用の「DXウルフ○○○50」が登場してパワーアップ&規格が横並び化するのではないか。他の4人が銃、ハンマー、弓、ドリル(槍のようなシルエット)であるので、王道の剣モチーフで「ウルフソード50」になると予想したい(テガソードと被ってしまうが…二刀流ならアリ?)。
センタイリング
今年のコレクション連動アイテムは、「センタイリング」と呼ばれる指輪型のアイテム。これをテガソードに装填することで固有音声が発動する。
現状確認されているセンタイリングは大まかに分けて3パターンのデザインに分類できる。
1つ目は「変身に用いるリング」。
こちらはゴジュウジャーの顔がそのまま指輪になったようなデザインになっている。メンバーごとに分かれており、一部音声がモチーフ別の鳴き声に変化すると思われる(ソースは後述)。
2つ目は「ロボの頭部になるリング」。
これはテガソードや50武器に付属しており、武器の召喚や必殺技に使うほか、指輪自体が変形してロボの頭部になる役割も持っている。
3つ目は「歴代戦隊のリング」。
これらは180°回転させることで絵柄の一部が変化するギミックがある。テガソードに認識させるとそれぞれの戦隊固有のサウンドが鳴る。絵柄の下側にはナンバーが振られているが、この番号は作品単位ではなく戦隊単位でカウントされている。具体的には、ルパンレンジャーとパトレンジャーが別々の番号になっていると予想される。この影響により、45バーン!のゼンカイジャーは46番目になってしまう(ドンブラが47番のため)。おそらくゴジュウジャーを50番目の戦隊としてカウントするためである。ちなみに、ゴジュウジャーでは歴代戦士を「ユニバース戦士」と読むらしい…。
トイ事業部インタビュー記事
ここからは電撃ホビーウェブで公開されたバンダイトイ事業部へのインタビュー記事から分かることを見ていきます。
前編はテガソードに関する内容。先述の変身音に関する記述はここに載っている。この記事で個人的に重要だと感じたのが、テガソードの金色の成型色へのこだわり。金色を成型色で表現するのは難しく、ものによっては黄土色に見えてしまうこともある。この記事から分かることとして「金色を出すには本来はポリカーボネートを用いる」「テガソードではABSを用いた」という前提がある。ABSの方が安価なため、戦隊玩具の最前線として価格を抑えたいテガソードでは、ABSを採用せざるを得なかったと思われる(テガソードは金の割合が大きいため、これを全てポリカーボネートで成型するとかなり値段が上がってしまうと考えられる)。そこで、普段よりも多くの工場から材料を取り寄せて、時間をかけてこだわりぬいて今回の成型色が出来上がっている。成型色であれば変形の擦れによる色ハゲなども気にならないため、この熱意はありがたい。
後編はその他のDX玩具について。
この記事で明らかになっている驚きの事実が、「テガソードの両腕はDXロボユニバースと互換性がある」ということ。テガソードの両腕は8角ジョイントで合体しており、これはDXロボユニバースで使われているものと同様のものになっている。そして、テガソードの腕と交換できるということは、レオンバスターをはじめとする50武器たちが変形した腕パーツをDXロボユニバースにも合体できるということである。
前回の記事で「DXロボユニバースはゴジュウジャーのレジェンド展開に合わせたものだったのではないか?」という結論を出したが、これはあくまでゴジュウジャーから過去戦隊に興味を持った人向けの展開だという意味だった。しかし、実際には玩具的にもしっかりとした連動があったのは驚きである。
過去の戦隊ロボの腕にライオンのガトリングやらユニコーンのドリルを武装させたりできると思うと、今からワクワクが止まらない。さらに、DXロボユニバースの腕をテガソードに合体させられるということは、ビュンビュンマッハーロボの腕を取り付けられるということであり、これはテガソードにブンブンカーを装備させられるということを意味する。これまで集めてきたブンブンカーが実質2年目も続投したと言っても過言ではない。
DXROBO UNIVERSE
そんなDXロボユニバースだが、晴れて第4,5弾の発売も確定した。ありがとうございます!!!!!
今回のモチーフはどちらもビースト系である。1~3弾がブンブンジャーに合わせたかのようにビークル系だったため、今回のラインナップは生物モチーフのゴジュウジャーを意識した選出といえる。ティラノやライオンはゴジュウジャーのメンバーにも共通するため、本編での絡みも期待できる。イーグル繋がりでジュウオウキングも来てくれないだろうか…?
アクションヒーロー
DX玩具のくくりではこれで以上だが、気になったものがあるのでこちらも触れておきたい。
そもそも、戦隊ヒーローのボイトイフィギュア自体が一年の空白を持っていたものであり、その復活という意味でも大ニュースなのだが、大きな変化としてサイズが変わっている。以前のアクションヒーロー(チェンジヒーローズ)は約12cmだったが、今回のアクションヒーローは名前こそ同じであるものの約16cmにサイズアップしており、三大ヒーローのボイトイアクションフィギュアが似たサイズ感で揃うことになる。
ここからが本題である。後続のラインナップにドンモモタロウやティラノレンジャーなどのレジェンド戦士もあるのは置いておくとして、問題は4月発売のこちら。
戦隊ロボの可動フィギュアが久々に登場している…。毎年出ているミニプラやDXロボサイズのキョウリュウジン full actionなどはあったものの、フィギュアブランドとして戦隊ロボを動かせるのはなかなか嬉しい(チェンジヒーローズのゼンカイジャーやドンモモタロウアルター、ドンロボタロウなどは等身大戦寄りなので除く)。
シルエットはDX玩具準拠のスタイリッシュなものになっている。欲を出すと、スーツ体型再現の少し太った戦隊ロボ可動フィギュアもどこかで拝みたい。
認識の謎に迫る
ここから先はバンマニレビュー動画をチェック!
商品情報の画像だけでは分からないことを探りにいく。動画全体では、ロボの変形シークエンスが垣間見れたり、50武器の可動ギミックの様子を見られたりする。
そして、当然気になるのが連動周りの仕組み。動画の中で裏面を見せたタイミングを逃さず確認!
何やら突起のようなものが生えている…?もう少し拡大してみる。
指を通す部分の上と下に円柱が生えている。おそらくここがピンになってテガソードの連動スイッチを押すのだろうか…?
テガソードにも注目してみよう。
ズームして、さらに明るさを上げていく。
こちらには、リングをはめる穴の上下に計6つのスイッチらしきものが観察できる。この状態で認識できる数は2⁶-1=63通り。49戦隊と変身・ロボ周り(それぞれ5つ)、ボーナス音声(特典など)などを考えるとそこそこギリギリ?ただ、現実味のある数ではある。
底面側にもなにか丸いものが見える。
こちらは指輪を照らすためのLEDだろうか。動画の他のシーンではセンタイリングの下部に穴のようなものが空いているのが確認できたので、そこから集光しそう。
動画から予想できる内容はざっとこんな感じ。後は発売を楽しみに待ちたい。
今回は本日解禁されたばかりのゴジュウジャーのDX玩具に対する一通りの感想を書いていった。今年もワクワクする内容の情報が盛り沢山で、見ているだけで満足感がある。
テガソード本体の金色の成型色や、テガソードや50武器、センタイリングのクリアパーツなど、見た目も楽しそうなことがうかがえる。発売日が待ち遠しい。
先週は少し余裕がなく、今週書くネタを用意できなくて困っていたので、今回の情報解禁はかなり助かった。
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