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生成AIが出た今、プログラミングを勉強することに意味はないのか?part2

おはようございます。

前回の記事では、生成AIによってプログラミングを勉強することは不要かについて個人的な意見を述べました。

結論から言うと、実際にコードを書くことは少なくなるものの
プログラミングの基礎を理解しているのと理解していないのでは
生成AIの使いこなしが変わってくるのではないかと思います!

簡単な例ですが、簡単なゲームをVBAで作ってみましょう!
主人公がモンスターに攻撃をするという動作をVBAで書いてもらうように
お願いする場合を考えます。

プログラミングを知らない場合は以下のようにとりあえずお願いする形になると思います。

プログラミングの考え方を知らずに依頼する場合

リアクションとしては、そりゃ当然という反応が返ってきます。
生成AIが進歩したといえど、やはりコンピュータです。
コンピュータが理解しやすいようにお願いするほうが反応も想定通りの反応をしてもらえます。

次にプログラミングの基本構造を意識しながらお願いした場合はどうでしょうか?

プログラミングの基本構造。
それは、プログラミングは「前提となるデータ」と「作業/動作」から成り立つということです。
これを意識して生成AIにお願いする場合はどうなるでしょうか?

プログラミングの構造を意識した場合

結果は以下の通りです。


生成AIの返事

ちゃんとVBAを書いてくれましたね。

情報量が多いから当たり前だろと思われるかもしれませんが
普段から使っている経験としては情報量を多くするだけではなく構造を意識してお願いすることでAIの返答精度が高くなると感じています。

今回はかなり単純な例だったので、そんだけ?と思われたかもしれませんが
複雑な作業をお願いすることが多くなればなるほど、「プログラミングの構造を意識する」ことが非常に重要になってくると思います。

複雑な作業の依頼は今回の例では行いませんが、こういったプログラミングの構造を自分が理解しているかどうか、完璧に覚えてないまでも順次、選択、繰り返しなどの基本構文を理解できているかでAIの聴き方、返答精度は大きく異なります。

そういった意味でプログラミングの勉強をする意味はまだまだありそうだと
僕は思います!


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