【観戦記】魔法少女リリカル穹憧


 この広い空の下には、幾千、幾万の雀士がいて、いろんな人が、願いや想いを抱いて暮らしていて、その想いは、時に触れ合って、 ぶつかりあって…だけど、その中のいくつかは、きっとつながっていける、伝え合っていける。これから始まるのは、そんな、出会いと対戦のお話。 魔法少女リリカル穹憧、始まります!


東1局「それは不思議な出会いなの?」

宵闇に現れるは4人の雀士・・・もとい魔法少女

先手を取ったのは親番魔法少女まちぐさ。ドラドラ七対子と大物手の魔法を入れる。ここに追いついたのは魔法少女ぎんかせんせい。9mチーから萬子混一色のカン6mへ。

ここに七対子で追いついたリリカル穹憧。

北単騎の七対子で立直へ。


しかしここは1-4-7mの変速三面張に変わったぎんかせんせいがツモ和了。

銀の風を抜けた

東2局「宣言牌の発生はリリカルなの?」

ぎんかせんせいの發のポンから3-6mの聴牌。
ここに魔法少女うずめ選手からドラドラ赤の魔法が飛んでくるかと思いきや宣言牌3mを捉えた

手牌の奥の秘密に吸い込まれてしまった

東3局 「わかりあえない気持ちなの?」
中のポンテン7pをうずめがまちぐさから捉え1500。親番を継続した。

鮮やかに咲き誇れるように


東3局一本場 「ライバル!?もうひとりの魔法少女なの!」
その後ぎんかせんせいの1m単騎赤赤の立直に5-8m断么九平和の穹憧だがここは痛み分けの流局

震える指握りしめて静かに願いを込めた


立直棒が欲しい穹憧は白のポンから6-9p聴牌。
ここにペン7pで立直したのはぎんかせんせい。
しかしここは穹憧が和了。のみ手だが立直棒3本は大きい

一途に花咲くこの卓(ばしょ)で君をずっと探してた

南1局「親番は危険がいっぱいなの?」
うずめはドラのポンでチャンス手になるもここはまちぐさの断么九の仕掛けで流れていく。

大切な場面にはあなたがいたの


1本場 「それは大いなる危機なの?」
魔法少女の魔法が炸裂する。發のポンから即聴牌。内蔵されたドラ3。

「レイジングハートと考えた、知恵と戦術、最後の『切り札』」
「うけてみて! これが私の全力全開!」



穹憧「スターライト………ブレイカーーーーーーーー!!!!!」

風になるこの願いが涙さえ乾かして解き放つ力が剣になり突き抜ける
スターライトブレーカーが8000点なのかは諸説ある


南2局 「決戦は卓の上でなの」

ここまで苦しい展開のうずめ選手に七対子9s単騎の立直が入る。


ここに追いついたのはまちぐさ。高目456三色の立直で追いつくと低目だがこれをうずめから捉えた。

名も無きラプソディ 心に咲く勇気

南3局「それぞれの胸の誓いなの」
副露を仕掛けていくのはうずめ123の三色で仕掛けていくとまちぐさも南バックで仕掛けていく。
しかしここは流局、全員聴牌の重苦しい展開となる。

説明不要のガイダンス


南3局1本場 「宿命が閉じるときなの」
ここまでおとなしい展開であったがここに魔法が炸裂する。


まちぐさの塔子オーバーから2sを切ってこの手牌、345三色も見えるが2mを引いてくる可能性もあり最終カン4sになりそう。形だけなら完全一向聴の3sを切りたいがまちぐさの選択は。

8s。断么九、三色を見て高打点を逃さない手組だ。

その手組にツモも応える

最高のカン4sを引き入れ2-5-8mの三面張。

うずめも後手からしっかりと押し返す。対々和の仕掛けにシフトし2pのポンから発信する。


どんな冷たい暗闇に縛られていても決して止まらない

その後立直者まちぐさから出た9mをポン。対々和にて追いついた!


しかしその8mは立直の高目の牌!


ロン!!
これは白い悪魔
高目を捉えた
あまりにも手痛い放銃


オーラス「和了をよんで」
逃げ切りたいまちぐさ。追いつきたい穹憧。逃げ切りの断么九vs一盃口ドラ3のめくりあい。

Pleasure tresure 抱きしめよう

勝負の行方はキャンパスのように純白な白をまちぐさが穹憧に放銃。


見事な殴り合いを制して穹憧の魔法が花咲いた。


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