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サイドFIREするつもりなのに管理職に推薦された

 先日、上席より管理職に推薦したいから昇格試験を受けてほしいとの打診がありました。私のいる会社では30半ばで管理職になることは特に珍しくはないのですが、常に平社員として会社も転々としてきたので、自分には関係のない話だと思っていました。無論、会社を早期に辞めるサイドFIREを目指している私に出世願望などあるはずもないのですが、一つの転換点となりそうです。

”管理職”に対する私の思い

 私は労働という行為が嫌いで、自己成長しようという意欲もなく、サイドFIREするために資産形成に日々励んでいます。今時の若者は管理職になりたがらない、という話はよく聞きますが、仕事量や責任に対して賃金が割に合わないんだから全く同感です。これまで3社で働いてきて、実際に上司の働く姿をみてきましたが、こうなりたいなんて思うことは一度もありませんでした。何より、私は能力的にも性格的にも管理職として絶望的にむいていないのです。

私が管理職にむかない理由

 11年間も社会人をやっていると、仕事における自分の得手不得手というのは大体わかってきます。私は細かい作業を正確に行うことや、なんとなく見栄えの良い(役員受けのいい)資料を作ってプレゼンすることは割と得意なので、業務遂行能力の面で評価され、昇格の話に至ったものと思われます。一方、管理職に求められるような社内外との折衝や、プロジェクトの立ち上げ・マネジメントなどのストレスの伴う仕事は極力やらないように逃げてきました。
 また、組織に属していながらも基本的には自分一人で仕事をしたいタイプで、チームで何か成し遂げることに喜びを感じません。また、部下の育成にもさらさら興味ありませんし、転職が当たり前の時代ですから尚更意義を見出せないです。上からふってくる指示にただ従えばいい、平社員というのは楽な立場だし、私に適していると思います。


結局どうするの?

 散々ネガティブなこと書いておきながら、昇格試験は受けることにしました。ぶっちゃけ断れる空気ではなかったというのもありますが、色々先のことも考えた上で、ここは受けた方がメリットがあると判断しました。詳細は長くなるので、また別途記事にしたいと思います。
 試験とは言っても出来レースみたいなものなので、よほどのことがない限り4月から私も管理職になります。どうなることやら。

たわし


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