2回目の転職~たどりついた答え~
私は過去に2回転職しており、現職で3社目となります。前回、初めて転職したときの経緯や失敗について語りました。今回は、その反省を生かして臨んだ2回目の転職について振り返ります。
私が望む働き方
最初の転職先での仕事についていけずに現実を知った私は、会社のネームバリューや高い給料につられて安易な選択をしたことを反省し、改めて自身が望む働き方を考え直しました。仕事を通じて成長したいとかやりがいを見出したいというのは偽りの自分であり、極力ストレスのない環境で働きたいというのが本心でした。その結果、以下の条件を軸として2回目の転職活動に臨むこととなりました。
身の丈にあったレベルでプレッシャーを受けずに仕事ができる職場
残業や休出が極力なく、休みも取りやすい職場
転勤や異動がほとんどない職場(変化が苦手なため)
再転職先として未経験の業界・職種も検討しましたが、30歳を超えていることや給与をあまり落としたくないこともあって、結局これまでのキャリアに沿った日系メーカーの技術職に絞って応募を進めました。
勤続1年未満での転職活動
入社して半年足らずで動き出したため、今回の転職活動はかなり苦戦すると予想していました。ところが、当時の勤め先がメーカー界隈では一流扱いであったことや、1社目で7年間勤めたという実績はアドバンテージになったようで、蓋を開けてみると書類通過率はそれなりに高かったです。
ただ、当然のごとくどの企業でも、入社してすぐに転職活動をしている理由は面接で深堀して聞かれました。よく転職活動の教本には「ポジティブな答え方をしましょう」などと書かれていますが、短期離職はネガティブな理由しかないのは面接官もよく分かっています。私は同じことは繰り返したくなかったため、愚痴っぽくならない程度に正直ベースで転職理由は説明していました。
そしてたどり着いた3社目
いくつか選考を進める中で、とあるメーカーから最初の内定が出ました。他の応募者との兼ね合いがあったようで、最初の面接から内定までトータルで2か月ぐらいかかりました。かなり企業規模は小さくなりますが、求人票の情報や面接で話を聞く限りは私の望む条件で働けそうな見込みがあったのと、当時の仕事のストレスが限界に近くなっていたので、ほとんど迷わずに内定を受諾しました。
そして昨年10月に現職に入社し、もう勤続9か月となります。当然ながら理想と違う部分はありますが、前職で理不尽なことが多すぎたため、私としてはそこそこ満足していて、今回は良い転職ができたと思っています。やはり私にとっては、身の丈にあった会社で無理なく働けることが一番大事だったようです。とはいえ、転職に対するハードルが下がった今、現職も何か一つのきっかけで辞めてしまうかもしれませんが。
たわしゅ