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会社の奴隷にならなくて良い

「楽しみながら仕事をする」というのが理想ではありますが、世の中の99%の人は生活するために仕方なく働いている、というのが現実だと思っています。私も例にもれず、その多数派の一角です。
毎月の給料をもらうために多少理不尽なことにも耐え、嫌な上司に従い、やりたくもない業務を我慢してやらざるを得ないことになります。私もかつては奴隷のような働き方をしていました頃がありました。ただ、会社と従業員というのは本来対等な関係のはずです。

奴隷だったころの私

社会人になった当初の私はまだピュアだったこともあり、会社のために尽くさなきゃとの思いで、自らサービス残業をしたり、有給は極力とらなかったり、皆がやりたがらない仕事を手を挙げてやったりしたものです。当時は「新人はそういうもの」と思考停止していましたが、今思うと完全に奴隷です。
まあ、当時は運よく周囲の上司や先輩がいい人ばかりでしたので、自ら奴隷みたいになっていただけなのですが、意地悪な人がいたら完全に利用されて潰されていたと思います。

心情の変化

私の考え方が変わったのは、社会人5年目ごろ。昔の自分のような振る舞いをする後輩をみたり、たいして上がらない給料や責任だけ重くなる状況を鑑みて「これって頑張るだけ損じゃね?」という当たり前のことに気づいてしまいました。ある程度の仕事をこなし続けてはいましたが、このあたりから自分を犠牲にすることは辞めて、働いた分は1分単位でもキッチリお金を請求し、休みも遠慮なくとるようになりました(今思うと、当たり前の権利を行使しているだけですが)。
また、2社目に入った会社が全然合わないと悟ったときも「じゃあ次を探せばいい」とすぐに割り切って入社半年で転職活動を再開し、1年で退社しました。以前の私だったら、逃げるのは良くないと考えて無理して続けて、心身を病んでしまっていたかもしれません。

そして今に至る

ある程度の資産を持つようになった今、仕事を辞めても当面問題ないのはわかっているので、無理しない働き方にさらに磨きをかけております。現職においても当然休みはとりますし、周りが残業していても気にせず定時退社しています。嫌な人とは極力関わらず、嫌な仕事からは極力逃げて、自ら仕事をとりにいくようなこともしません。ただし、周囲に迷惑をかけたりあからさまにサボると嫌われて居心地が悪くなるので、ある程度貢献している感じを出しつつ絶妙な加減で働いております。こういう変なスキルは我ながら天下一品だと自負しておりますので、言語化するのが難しいところもありますが、何かしら記事にできたらと思ってます。それでは。

たわしゅ




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