龍が如く6レビュー(ネタバレあり)
どうも
アニあつです。
今回は2016年にセガゲームスより発売された「龍が如く6」のレビューをします。
キッカケは今年11月に発売された「龍が如く7外伝」、来年1月に発売される「龍が如く8」のおさらいとしてやりました。
改めてやってみると、やっぱりおもしろかったです。
ではストーリー概要、ゲームシステム、個人的に良かったこと悪かったこと最後にネタバレありのストーリー解説をやっていきます。
ストーリー概要
前作の事件後にアイドルを引退した澤村遥は、沖縄に戻り養護施設アサガオの子ども達と暮らしていましたが、突然失踪してしまう。
4年後出所してきた桐生一馬はアサガオの子ども達から遥が失踪したことを告げられ、遥の情報を知っていそうな秋山駿に会うため神室町に向かう。
秋山といっしょに神室町を捜索している最中、長年の付き合いで刑事の伊達真から遥が神室町で事故にあったと連絡が入る。
病院で伊達と合流した桐生は、遥が意識不明の重体であること事故にあった時に身を挺して守ったものがあると報告を受けた。
遥が身を挺して守ったもの。
それは赤ん坊の男の子。
名前は「澤村ハルト」。
遥の実の子どもだった。
伊達は遥のスマホから復元された1枚の写真を見せた。
それは遥が写っている写真だったが撮られた場所が広島の尾道だという。
桐生は広島にハルトの父親がいるかもしれないと思いハルトを連れて広島の尾道に向かうことになった。
ゲームシステム
まずゲームシステム全般は本作から龍が如くスタジオ独自のゲームエンジン「ドラゴンエンジン」が使用されています。
このドラゴンエンジンで大きく変わったのがキャラクターの動きが滑らかになっいてグラフィックもすごくキレイになっています。
そして最大の変化はシームレスになったことです。
シームレスになったことによりバトルになった時やお店に入店する際のローディングがなくなりました。
あとは全編フルボイスという豪華な仕様です。
バトルはキャラクターの動きが滑らかになったのはもちろんですが、1番の変化は「アルティメットヒートモード」で桐生の能力が一時的に上がります。
アルティメットヒートモードでヒートアクションが成功した際は敵のやられ顔がドアップになるので気分爽快です。
アドベンチャーは本作からはスマホが導入されており能力強化やアイテム使用などもスマホでやります。
ミニゲームでは新しく追加された「漁」「スナック」「クランクリエイター」など本編とは違うストーリーもあったり、おなじみのミニゲーム(麻雀、キャバクラ、ゲームセンターなど)もあります。
悪かった点
ぼくがもっとも残念だと感じたところはマップの縮小です。
シリーズファンとしては神室町の「チャンピオン街」「賽の河原」がなくなってるのは、本当にショックでした。
これによっておなじみのミニゲームだったギャンブル系は麻雀だけになってしまいました。
もう一つは武器を装備できなくなったことです。
路上にあるもの(自転車や看板など)や敵がもっているものは使えるのですが、桐生が武器を常に所持することができなくなりました。
これによりバトルが終わったら手放すの繰り返しです。
前作までだと武器を作製したり改造した武器をバトルで使うことができたので飽きることがなかったのですが、今作ではそれがなくなったのでバトルがワンパターン化してしまいます。
以上がぼくが感じた悪かった点です。
よかった点
まずは今作から導入されたドラゴンエンジンです。
これは上記にも書いているので説明は省きますがゲームがスムーズにできるので快適です。
シリーズファンにとってはシステムに慣れるまでは操作しづらいと思いますが、ドラゴンエンジンによっていろいろ派手になっているので爽快感はあります。
つぎは豪華な声優陣です。
今作での出演をグループ別で紹介します。
()で紹介しているのが演じている俳優さんです。
·東城会
↳染谷巧(小栗旬)
·陽明連合会
↳広瀬徹(ビートたけし)、南雲剛(宮迫博之)、松永孝明(ドロンズ石本:声のみ)、宇佐見勇太(藤原竜也)
·巌見造船
↳巌見恒雄(大森南朋)
·尾道の住人
↳笠原清美(真木よう子)
·クランクリエイター(役名と本名は同じ)
↳オカダ·カズチカ、棚橋弘至、天山広吉、小島聡、内藤哲也、矢野通
全員新日本プロレスのレスラーです。
キャバ嬢(役名と本名は同じ)
↳赤井沙希、瀬田ひかる、一条りおな、桜井えりな、SORA
個人的には宮迫さんと藤原さん3以来でまた出てくれたという嬉しさと、まさかたけしさんが出たという衝撃が大きかったです。
赤井沙希さんは親子で龍が如くシリーズに出演されましたね。
(お父さんの赤井英和さんは龍が如く2で「別所勉」を演じられました)
しかし龍が如くをやりたいけどシリーズ物だから手をつけずらいなぁと思っている方は安心してください。
前回までのおさらいもありますので大体の大筋は理解できます。
以上がよかった点です。
まとめ
今回の龍が如く6ですが一般的なレビューではストーリーやシステムであまりいい評価ではないですが、それも仕方がないかなと思います。
理由は桐生一馬最終章というキャッチコピーとドラゴンエンジンです。
新しいものは批判的なものが多いですからね。
しかしこれ以降龍が如くスタジオではドラゴンエンジンを採用していてだんだんよくなっています。
ストーリーもこんな感じで終わりかというレビューが多いですが、個人的には大好きです。
「大切な人たちが幸せに生きてくれるなら、自分はどうなってもいい」という桐生の覚悟が伝わる作品です。
今回のテーマは「親子」です。
様々な親子のかたちがあるので考えさせられるストーリーになっています。
新しいことに挑戦した龍が如くスタジオと桐生一馬とそれぞれの親子の物語が気になった方はプレイしてみてください。
ゲームが苦手だなぁという方は、ゲーム実況で見てみてください。