【ネタバレあり※アニメ勢要注意】無職転生-異世界行ったら本気だす- 3期の一個人の展開予想
皆さんこんにちは。
本稿では無職転生の3期アニメについて書いていきます。
まだ無職転生をお読みでない方は、ブラウザバックし、まず作品をお読みいただくことを強く推奨します。ネタバレなしで物語の展開をお楽しみください。非常に面白い物語展開で、また人生観について一考する作品です。
よろしくお願いします。
さて、似たような投稿を2期2クール前に上げました。(https://note.com/light_clover943/n/n185f0bee1943)
やはり細部の描写が秀逸でしたし、大きく区切りがあり文字や絵でなく映像のアニメだからこそ原作とは違う表現や改変をし、人によって良し悪しあれどそれでも全体を通し表現がよかったと、私は思います。
特に17話「兄貴の気持ち」、24話「嗣ぐ」は面白かった。原作を見ていたからこそ原作と違う表現が明確にわかるけれど、映像ゆえの改変の良さがありました。とある異世界小説で小説ままの表現をアニメで演出した作品もありましたが、悪いわけではないけれど、さて映像の長所がうまく発揮できていたのかなと。まあ、当時の出版会社・作者側↔︎アニメ制作会社の力関係もあると思いますが。
余談ですけど12話前後を1クールとしてまとめその話数内に区切りのいいところまで描写するこの手法、映画が一作品2時間で区切っているのと同様目安があるというのは概ね反対ではないのですが、それに縛られてどうしても端折らなければならないのが釈然としません。12話分しか予算が集められなかったから端折るべきを端折り12話になったは納得しますが。仮に15話でもやろうと思えばできるのに四半期ごとの12.13話に区切らねばならないというような判断があった場合、その理由が放送局側の都合による悪しき風習に見えてしまって。真偽は知りませんが。
3期1クールの構成
余談はここくらいにしておいて、今回は前回のように長ったらしくはしません。
3期1クールの内容は、日常編、サラとの再会、魔大陸出張、日記、死闘、エリスとの結婚までとなろうと思います。オルステッドの「説明」が入るかどうか悩ましいところです。次の舞台を1クール末で匂わせ2クールを期待させる構成になりますので。それにしても、もうよほどのことがない限り佳境を迎えるにつれ感情がジェットコースターのように乱高下し続け涙なしでは見られないものとなろうと思います。気になるのは日記をどう表現するのかですが。日記をめくって回想が流れるのか、はたまた地下室のドアを開けて実体験になるのか。
3期の範囲は魔大陸への出張で戦闘シーンもありますから大学編の日常パートのように少々長い話数を人間群像劇がどうしても主体で戦闘がないと物足りないという視聴者層にも飽きさせない振り分けでもあります。
エリスの登場
あともう一つは2期になって実体の登場がないエリスをどう登場させるのかです。筆者も予想は別稿で書きましたが、見事に外れました。苦笑
すでに原作にある間話はニナの登場はあれど結局2期では放映されませんでした。やはりアニメでは、「ルーデウスの主観」をかなり意識しているように思います。ここまできたらもう実体は、あの絶体絶命のときに満を持して登場するのが良いと思います。シルフィエットさんのときのように、0話をするのも手ではあるのですが、あれは5話「友達」での性別の間違いの延長線上でシルフィエット→正体不明のフィッツとなり、ルーデウスは男か女かわからないのに視聴者はわかっているというもどかしさを表現するものだと思います。ロキシーのときに0話がないのもありますから、それぞれ違った演出がいいと思います。エリスの修業期間の回想を戦後処理にもっていき、その前のオルステッドとの戦闘中の、事情を全く知らないルーデウスと視聴者が同じ解像度で見ることになり、特にオルステッドの挑発を視聴者も真偽不明で聞くことになります。老デウスの日記を読み、回想による老デウスの世界線のエリスが登場し、ここではシルエット程度の黒塗りとか目から上が見えないとかでもいいかもしれません。ルーデウスには姿がわからないので。そして老デウスの進言でエリスに手紙を送り、それが届いたかも知れず音信不通のまま決死の覚悟で戦い、もはやこれまでというところで1期ぶりの実体のエリスが登場するという構成です。しかし、老デウスの追体験は臨場感と黒い感情が半端なく表現できますが、やはりルーデウスの主観という面からみると老デウスの主観になってしまうことはその後の目線の変更が難しいですね。話数の切り替えでできるかどうか。
以上、3期の個人的な予想でした。
ご覧いただき有り難うございました。