大学2~3年生の時に参加した学習支援ボランティアの話
こんにちは。Mochyです。
今回は私が大学2~3年生の時に参加していた学習支援ボランティアで経験したことについて書こうと思います。
参加のきっかけ
まず、学習支援ボランティアとは、大学の近隣の小中学校で実際の授業や諸活動に参加して学習の支援を行うというものです。
参加のメリットとしては、教育実習前の早い段階で教育現場を知ることができることがあると思います。
教職課程を履修している人限定で募集があり、私は教職課程を取っていたので、応募をしました。
活動内容
私は大学の近隣の小学校に派遣され、週に1~2回、半日程度の活動を行いました。
活動内容は以下の通りです。
授業の補助(主に算数)
勉強が苦手な児童に付いて教える
練習問題の丸付け・採点
休憩時間の話し相手になる
最初は何をすればよいのか分からず、ただ立っているだけということもありましたが、段々児童との距離感も縮まっていったように思います。
教室に行くと、嬉しそうに話しかけて児童もたくさんいました。
学んだこと
学習支援ボランティアの活動を通してたくさんのことを学ぶことができました。
その中でも4つのことをここでは書きたいと思います。
状況に応じた対応を取ること
学校現場では何が起きるか分かりません。
例えば、休憩時間に遊んでいたらけがをしてしまったり、児童同士でトラブルが起きてしまったりと、予測できないようなことも起こります。
また、授業中でも児童によって理解度に差があり、問題を解くにしても終わらせるのに他の児童より時間がかかってしまう児童もいます。
そういった状況の中で、どのような行動をするべきなのかという臨機応変さが教員には求められるのではないかと考えました。
実際にあったことだと、あるクラスでは授業中に教室の外に出てしまう児童がいました。
そこで、私はその児童が教室を出てしまったときに連れ戻すことはもちろんですが、なるべくその児童の横に付いて勉強を教えるようにしていました。
褒めることの大切さ
特に低学年の児童に言えることだと思いますが、褒めるととても喜んでくれます。
例えば、私は勉強が苦手な児童に対して、問題を全て解き終わった時などに「よくできたね」などと褒める声掛けをしていました。
些細なことも褒めることで、児童の学習に対するモチベーションを上げることができると思いました。
情報共有の重要性
私が活動をしていたとき、授業内外で先生方が様々な情報共有をしている姿をよく見かけました。
授業内であれば、全体的に出来が良くなかった問題や単元の共有をしていたように思います。
情報共有をすることで、何か問題が起こった時の早期発見・早期対応につながると考えました。
児童理解について
クラスに30人いるとすると、30人全員が同じ特徴を持っているわけではないというのは活動前から分かっていました。
しかし、正直私はそこまで深くそれについて考えなくても良いのではないかとどこかで思っているところがありました。
ただ、それぞれが持っている特徴(個性)というのは本当に素敵で、それを尊重しながら接することが大切だと、活動を通して学びました。
児童理解は一人一人の個性を引き出すためにも必要なことだと思います。
まとめ
この学習支援ボランティアとしての活動は普段の大学生活では学ぶことのできないことを学ぶことができた本当に貴重な機会だったと思います。
気付くと、毎週学習支援ボランティアとして小学校に行くのが楽しみになっていました。
私はこの活動を通して「人と関わることの楽しさ」を実感し、それを仕事にしたいと考えるようになりました。
私は大学を卒業してすぐに教員になるわけではありません。
しかし、大学の中で学んだ教育のこと、小学校での学習支援ボランティア、3週間の教育実習を通して、教員という仕事も魅力的に感じました。
教育実習に行った時のことも記事にしているので、こちらもぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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