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人生は学びの連続

人生初!スキマバイトをした話をさせてください。
常々、会社でホスピタリティの高い接客をする人材を育てる!と言っている割には、全く人の気持ちがわからない私です。
お客さまの気持ちに寄り添った接客をしましょう!なんて偉そうに言っている割にお客さまの気持ちも部下の気持ちも分からなくなり、にぶチンすぎて申し訳ない限りの状態です。
よどんでにごった気持ちでは人は育てられない!
どうすればいいのだろう。。。
異業種に自分を放り込んでみるか!
ということで、スキマバイトに挑戦してみました。
人生初です!
産まれたての子牛のようにプルプルしながら
リゾートにあるホテルで行われたパーティーで勉強をさせてもらいました。
目配り、気配り、心配り。
私が目指していたものがそこにはありました。
私は上っ面だけの突貫工事のような接客です。
その上、キャラクターが濃い。
上司は華がある!と言い換えてくれますが。。。
わかっています。。。濃ゆいんです存在感。
この存在感を消して、お客さまに限られた時間を快適に過ごしていただく。
親から言われた、時間はその人のいのちだからね。という言葉。本当にそうだ。
今回は4時間という短い時間でしたが、大変勉強になりました。
あるお客さまに粗相をしてしまい。。。
『大変申し訳ございません。』とフォローしてくださったスタッフの方にお詫びした際に『大丈夫よ。フォローするのが私たちの仕事だから。』と言葉をかけられ。。。
目頭が熱くなりました。
『本物だー。』と
いつの間にか沢山の部下を持ち。。。正直スキルも気持ちも追いついていませんでした。
出勤すれば『こんなことが起きまして、対応お願いできませんでしょうか?』と報告を受け『どうして?!もっと早く報告できなかったの?!』なんて心無い言葉を投げかけたこともあります。
ホウレンソウ。
『報告、連絡、相談』これは部下に対する言葉ではなく上に立つ者に対しての言葉。
相手に対して『聞くよ』という姿勢を示すこと。

4時間の勤務を終え、スタッフの方は帰り際に出口まで送って下さり
『あなたの名前覚えたから、またぜひ一緒に働きましょうね!』と声をかけて下さった際には、うれしくて心がギュッとなりました。
スキマバイト帰りに、友だちの店に立ち寄り
その日の出来事を報告。
『良かったやん!とってもいい経験だったね!』
と声をかけてくれました。

友だちが 待ちよったで。とジュースを入れてくれた
混沌とした店内でゆっくりと時間が流れる

私は自我が強い44歳。
友だち曰く『私も60までは自我が強かった!』
70歳の友だちは云う
『人を成長させてくれるのは人なのよ』
本当に。
少しわかったような気がしました。

ホスピタリティの高い人材を育てることを目指して
これからも学びつづけます。

それにしてもスキマバイト
新たな世界でした!








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