低身長さんの振袖選びのコツは?身長の低さをカバーするポイントも◎
振袖というと成人式というイメージをお持ちの方も多いでしょう。人生の節目である成人式には洋装ではなく振袖を着て式典に参加する方も多い傾向です。
振袖は和装ということもあり、洋装ほど体形を選ばないと考える方も少なくありませんが、似合う色や柄には人それぞれ違いがあります。
そこで今回は、低身長さんに似合う振袖はどのような振袖かという点にポイントを当て、振袖選びのコツを紹介します。「自分にぴったりの振袖を選びたい」「映える着こなしがしたい」と考えている低身長さんは、ぜひこちらを一読して振袖選びの知識を身に付けましょう。
低身長さんの振袖のイメージは「かわいらしさ」を重視
低身長さんに似合う振袖のイメージは、ずばり「かわいらしい」ものです。色に関しても、柄に関しても、シックというよりは愛らしいイメージのものがよく似合います。
ちなみに高身長さんの場合は、柄がハッキリとしていてゴージャスなイメージのものや、彩度が高くメリハリを感じられる振袖が似合うでしょう。
低身長さんにおすすめ!振袖の色柄
ここでは、低身長さんに似合う色柄を具体的に見ていきましょう。好みの色や柄で選ぶのも間違いではありませんが、映えを意識したいのであれば、ぜひこれらのポイントも押さえた振袖選びを楽しんでみてください。
淡いパステルカラー
低身長さんにおすすめなのは、以下のような淡いパステルカラー系の振袖です。
・白色、クリーム色
・桜色
・水色
・藤色 など
淡いパステルカラーは膨張色のため、小柄な女性を少し大きく見せてくれて、全体のバランスが整います。逆に収縮色とされる黒をはじめとした濃い色を選んでしまうと、こぢんまりとした印象が強まり、せっかくの振袖の華やかさが薄まってしまうこともあるでしょう。
また、淡いパステルカラーはイメージとして、かわいらしさや若々しさが強いため、低身長さんの雰囲気によく似合います。
花柄は小花柄
振袖のモチーフとしてよく用いられる花柄ですが、花柄を選ぶのなら大輪の花が大きくデザインされたものではなく、小花が全体にちりばめられた柄がおすすめです。
大輪の花デザインを低身長さんが着ると、身長の関係で花柄が途中で切れてしまうことがある他、花のサイズとの対比で小柄さが際立ってしまいます。すると着物に着られているような印象になり、幼さが目立ってしまうこともあります。大人っぽさもアピールしたい場合は、花柄の大きさに注意するとよいでしょう。
縦を強調する辻が花やストライプ柄
柄の入り方が縦ラインを意識したものであったり、ストライプ柄が入ったりしている振袖は、低身長さんにおすすめです。縦ラインを強調してくれることで、実際よりも身長を高く、スラッとした印象に見せてくれるでしょう。
ちなみにストライプ柄はなるべく細めのストライプを選ぶことで、より身長を高く細く見せる効果が高まります。
低身長さんの振袖を着付けるときのコツ
振袖姿をより美しく見せるためには、着付けにもコツがあります。ここでは低身長さんにぴったりの着付け方をまとめました。美容室やお店で着付けてもらう場合は、「こんなイメージにしたい」「できるだけ身長を高く見せたい」など、事前に希望を伝えておくのがおすすめです。
帯の幅を狭くして縦ラインを強調する
振袖に合わせる帯は、幅が狭いデザインを選びましょう。帯の幅が広いと胴体全体を帯が覆ってしまい、胴長でバランスの悪い見栄えになってしまうこともあります。幅が狭い帯を締めることで、ウエストの位置を明確にし縦ラインを強調できるでしょう。
帯を少し高い位置に結ぶ
帯を結ぶときは、ウエストちょうどよりも少し高めの位置に結ぶのがおすすめです。この着付け方も縦ラインの強調につながります。ただし、高すぎる位置で帯を結んでしまうと幼い印象を強めてしまうため、ほどよく高めの位置を意識することがポイントです。
淡い色の振袖は濃い色の帯で引き締める
帯の幅や結ぶ位置だけでなくカラーも重要です。振袖に淡いパステルカラーを選んだのであれば、帯の色は濃い目のものを選ぶとよいでしょう。そうすることで引き締め効果により、身長をスラッと高く見せてくれます。
また、半襟や帯揚げの色にもこだわって、振袖の柄から1色抜き出して統一感を出すのがおすすめです。
大きめの柄は余白があるものを選ぼう
小花柄があまり好みではないなど、どうしても大きい柄が入った振袖を選びたい際は、柄が全体にちりばめられていないものを選びましょう。余白がしっかりと取られたデザインであれば、柄の主張が少し弱まるため、低身長さんでもバランスよく着こなせます。
また余白での膨張効果を高めるために、大きい柄の振袖を選ぶときはベースのカラーがなるべく白に近いものを選ぶとよいでしょう。
実際に試着してイメージをつかもう
振袖を選ぶ際には、試着した上で選ぶことをおすすめします。顔立ちのイメージや肌の色などでも映える振袖の色柄は異なります。また、モデルさんの着用画像だけを見て決めてしまうこともおすすめできません。
実際に試着することが難しい場合であれば、オンライン上での試着が可能なバーチャルフィッティングサービスのあるお店を利用することも検討しましょう。
ママ振袖は刺繍半衿で顔色と合わせよう
ママ振袖とは、「ママやお姉ちゃん、親戚などのおさがり振袖」を借りて着ることです。少し前のデザインだからこそのよさがあり、費用もかからない点が魅力です。
しかし、自分に合わせて選んだ振袖ではないため、色柄が合わないケースもあるでしょう。そのようなときには、刺繍半襟を使うのがおすすめです。刺繍半襟を自分の顔立ちや肌の色に合うカラーにすることで、色柄が合わない場合でもステキに仕上がります。
低身長さんの振袖姿をスタイルアップする小物と髪形
振袖の着こなしには、小物遣いや髪形など頭からつま先まで手を抜けません。ここで低身長さんにぴったりの小物や髪形を押さえて、スタイルアップをかなえましょう。すべて取り入れるもよし、ポイント的に取り入れるもよしです。
ハイヒール草履
ハイヒール草履とは、その名前の通り、一般的な草履よりもヒール部分が高く作られた草履です。一般的にフォーマル用の草履のヒールは5cm~7cmほどに作られていますが、ハイヒール草履の場合は8cmや9cmほどのものが揃っています。ハイヒール草履を履けば目に見えて身長を高く盛れるため、スタイルアップ効果はバツグンです。
ただし、つま先からかかとまでの傾斜が大きすぎるものは疲れやすいので注意しましょう。歩きやすさを重視するのであれば、全体の高さがほぼ変わらない厚底タイプを選ぶのがおすすめです。
小さめのバッグとファー
手に持つバッグや、首に巻くファーなどの小物はなるべく小さめサイズを選びましょう。大きいサイズのものだと対比で自分が小さく見えてしまう他、和装らしい品のよさがアピールできません。
また首の長さによってはファーがあることで身長の低さを目立たせてしまうかもしれません。そのような場合には防寒対策として割り切ってファーを使い、写真を撮るときには外すのも映えるポイントです。
縦にボリュームを出す髪形
髪形は、高めの位置でお団子にするのがおすすめです。縦ラインを強調できて、低身長をカバーできます。お団子にするほど髪の長さがない場合にはお団子ウィッグを使ったり、高めの位置に髪飾りを付けたりして、目線が上に集まるようにするのもよいでしょう。
また、ハーフアップやトップにゆるくボリュームを持たせたポニーテールなどもおすすめです。
日々成長していく姿、今しか見ることのできない表情。どんな瞬間も忘れたくない。
幸せのカタチを永遠に何度も見返したくなる、そんな1枚の写真を撮影することを目指して・・・・
これからも、写真文化を守り、笑顔の写真・皆様の思い出をたくさん残していけたらと思っております。
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