自分がどう行動するかは選べる!
前回、「チーズはどこへ消えた?」を読んで、気がついたことをいろいろ書かせてもらいました。読み終わった後に成長したホーに感動しましたが、残されたヘムはどうなったのでしょうか。
頑なに自分の行動や考え方を変えなかったヘムに、どのような結末が訪れるのかが書かれた「迷路の外には何がある?」があることを知って、すぐさま探し回りました。
そして手に入れて読み終わってから、これを書かせてもらっています。
ヘムの成長に感動!
チーズステーションCに留まったヘムも、ようやく迷路のなかに飛び込みます。これだけでも「ヘムが変わった!」って印象を受けたのですが、さらに迷路の中でホープという女性の小人と出会います。
ホープがさらにヘムの考え方を変えさせる気づきを投げかけていき、ヘムは「信念」についていろいろ知ることができたのです。信念は自分が「それを真実だと信じる考え」で、この信念が自身を「向上」させたり、「足をひっぱる」こともあると説いています。
そして信念を選ぶのは、他の誰でもない自分自身であると書かれていたのです。
ホープが投げかけた問いが、ヘムの考え方を変えるきっかけになったのです。それが「迷路の外には何があるの?」なのです。
そういわれたヘムは、条件反射のように「外には何もない」って返しますが、「本当にそうなの?」というホープの質問に「あなたが真実だと信じる考え方が信念」であると答えます。
さらにヘムは、「迷路の外には何もない」という信念は、「向上」か「足かせ」かを考えます。
そして足を引っ張る信念だと判断して、迷路の外のことを考えるようになったのです。
迷路の外を想像しようとします。
ただ、一度も外のことを考えたことがなかったヘムには、迷路の中のことしか想像できません。そんなヘムにホープは「外があることを信じてみたら」といいます。そして迷路から出る方法を探します。
そして、いつもは避けている暗闇にあえて探すように行動をおこします。
そして2人は迷路の外へ…
2人は信念に基づいて行動をおこした結果、最後に迷路から脱出する道を見つけ、そこを通って迷路の外にでることに成功します。
それまで見たことがない世界が広がり、道にはリンゴとチーズがたくさん散らばっています。そしてヘムが求めてやまなかったホーと、再会を果たすことができたのです。
抱き合って再会を喜び合うヘムとホー、それを温かく見守るホープの3人は、迷路の外の世界でもっと美味しい食べ物があるかもしれないと、探しにいく旅をはじめるのです。
素晴らしい寓話に合わせてくれたことに感謝
「チーズはどこに消えた?」と「迷路の外には何がある?」と出会わせてくれたスペンサー・ジョンソンさんですが、残念なことに2017年に逝去されています。
この「迷路の外には何がある?」が遺作となってしまったことを、あとがきで知りました。このことに深く心が痛みましたが、この素晴らしい著書と出会えたことを今は感謝しかありません。
スペンサー・ジョンソンさんのご冥福をお祈りいたします。
出会ったときの不思議な体験!?
皆さんは「引き寄せの法則」って、信じますか?私は今回の経験で「信じる」ようになりました。
「チーズはどこに消えた?」の続編「迷路の外には何がある?」があることを知ったとき、すぐにでも「手に入れて読みたい」と強く思いました。
その日以来、運動がてらに実施しているウォーキングのゴールにしていたブックオフの店舗数を増やしました。そして23日に寄った店舗で、次に何を読もうかなと探していたときに見つけることができたのです。
しかも、増やした店舗ではなく、以前に寄った店舗で見つけることができたのです。
欲しいと思った時点から、あまり日数も経っていないことから、引き寄せなのではないかと思ったんです…。