仲間内POGドラフト2024-2025指名馬
はじめに
5/11、仲間内でPOGドラフトを行った。来年の自分がなぜ当時この指名をしたのかを見返せるようNoteを作成することにした。
ルール
本POGドラフトのルールは、血統にウマ娘のキャラクターが存在する馬が五代血統表に記載されている馬のみが指名可能。巡目ごとの縛りは以下のようになっている。
1巡目 牡馬、入札
2巡目 牝馬、入札
3巡目 新種牡馬産駒、入札
4巡目 メインストーリー第二部おめでとう枠、入札
5巡目+6巡目 牡馬牝馬1頭ずつ、ウェーバー+逆ウェーバー
7巡目 母父ウマ娘、入札
8巡目+9巡目 牡馬2頭、ウェーバー+逆ウェーバー
10巡目+11巡目 牡馬牝馬1頭ずつ、ウェーバー+逆ウェーバー
12巡目 未指名種牡馬産駒、入札
13巡目+14巡目 フリー指名、ウェーバー+逆ウェーバー
15巡目 一発期待枠(牡馬)、入札
16巡目 一発期待枠(牝馬)、入札
4巡目は血統にシーザリオ、エアメサイア、デアリングハートのいずれかの血統が入っている馬のみ指名可能な縛り。
7巡目は母父にウマ娘のキャラクターが存在する馬のみ指名可能な縛り。
12巡目は11巡目までに自分が指名していない種牡馬の産駒のみ指名可能な縛り。
15巡目と16巡目は社台ファーム、ノーザンファーム生産馬が指名不可となる縛り。その代わり、獲得ポイントが二倍となる。
ウェーバー、逆ウェーバーは合計でそこでの指定通り馬を指名すればよい。13巡目と14巡目のフリーは牡馬牝馬の縛りはなく、好きに獲得可能。ドラフト参加者は7名で私はウェーバー3人目、逆ウェーバー5人目という位置だった。
1順目と2巡目は指名予告を行うことが可能で、1巡目は母ヴィルジニア、2巡目は母ウェイデルアベニュー、サロミナ、シャルマントがそれぞれ指名予告が行われていた。
また、5月末まで指名馬を1頭のみ入れ替えることが可能である。こちらについては最後の章で少しだけ触れる。
指名馬
1巡目 牡馬 入札
エオアリイ 父ドゥラメンテ 母ステラエージェント
POG本を見ていると、牧場、田中博康調教師ともにとにかく評価が高い馬。感覚以上にスピードが出るなど、べた褒めに近い内容だったので、それに安易につられて1位指名に踏み切った。ドゥラメンテの牡馬がどうなのかという話はあるかもしれないが、あまりそこは気にせずに指名をすることにした。不安材料があるとするならば馬体重が軽そうな気がするくらいか。厩舎がかなり勢いに乗ってきていると思っているので、その波に乗れたら大跳ねしそうな一頭。
2巡目 牝馬 入札
ノクターン 父キタサンブラック 母ラッドルチェンド
シルクレーシングのキムテツ厩舎の牝馬。もう、この時点で個人的には期待値が高いのだが、青本を見てみるとかなり期待値が高そうと判断。4月の末の生まれなのが若干不安だが、しっかりと馬体重があるようなので、大丈夫だろうと判断し、指名した。母サロミナも候補にしていたが、指名予告が入っており、ここでくじを外して、外れ指名のこの馬でも抽選、くじを外すという未来が見えてしまったため、こちらを先に指名した。キタサンブラック牝馬がどうなのかという問題は考えないものとした。
3巡目 新種牡馬産駒 入札
クライスレリアーナ 父サートゥルナーリア 母シユーマ 牝馬 抽選外れ
ショウヘイ 父サートゥルナーリア 母オーロトラジェ 牡馬
クライスレリアーナは馬体重がしっかりあり、馬体が良く見えたのと、牝馬のキムテツ厩舎ということで、ノクターンと合わせて取ってひとまず牝馬は安泰と思いたかった。しかし、くじを外してしまったため、牝馬の候補と見比べた結果として、ショウヘイを指名。馬体重が軽いのが気になるが、秋デビューのようなので成長に期待。馬名と母父オルフェーヴルと友道厩舎ということで、大きな上振れを期待しての指名。牝馬であれば母レイズアベール(父サートゥルナーリア)、母プリティカポレイ(父アドマイヤマーズ)、母カリンバ(父アドマイヤマーズ)からの選択であった。
4巡目 メインストーリー第二部おめでとう枠 入札
シーリアの2022 父リアルスティール 母シーリア 牡馬 抽選当たり
シーザリオは強い牡馬を生む牝馬だったので、その性質が娘にも受け継がれていることを期待しての指名。母母シーザリオはもう一頭いたのだが、リアルスティール産駒が今年は波に乗っていると感じていたことと、もう片方の馬は体質が弱いそうなのでこちらを指名。見事にくじに勝利した。おそらく外していたら母パドゥヴァルス(父ハービンジャー)か、5巡目に指名した馬を繰り上げて指名していたと思う。
5巡目 + 6巡目 牡馬牝馬1頭ずつ ウェーバー+逆ウェーバー
5巡目 フィオレドーロの2022 父エピファネイア 母フィオレドーロ 牡馬
そろそろ牡馬のエピファネイア産駒を指名しないと残っていないと思ったため指名。スピードに対していいコメントがあることと、母父オルフェーヴルということで選択してみた。気性が良ければ十分G1を狙えると踏んでいる。
6巡目 ジョワイユノエル 父キタサンブラック 母ナターレ 牝馬
ガイアフォースの全妹である。なぜかここまで残っていたので、キタサンブラック牝馬が二頭になってしまうが、指名しない理由はないと考えて指名。母父クロフネは牝馬によく効くイメージがあるのも個人的にはいいと考えた理由。
7巡目 母父ウマ娘 入札
マルーンベレー 父スワーヴリチャード 母マルーンエンブレム 母父オルフェーヴル 牡馬
今年大活躍のスワーヴリチャード産駒を指名したいと思ってここで指名。去年はできなかった母父オルフェーヴルを指名したかったと思ったことも理由。父スワーヴリチャードに母父オルフェーヴルはコラソンビートと同じ。というより、ほとんどそこだけで指名したようなものである。しかし、後々よく調べてみると馬体重があまりないことや当初の予定通りにいっていなさそうなのは気がかりである。
8巡目 + 9巡目 牡馬2頭 ウェーバー+逆ウェーバー
8巡目 サトノカルナバル 父キタサンブラック 母リアリサトリス 牡馬
父キタサンブラックの牡馬を指名しておきたいと考えてリストの中で評価の高かった馬を指名。全兄ジャスティンスカイは期間内二勝していることと、母の産駒は牡馬がかなり走っている傾向にあるので、大外しはしないと思っている。
9巡目 ナグルファル 父エピファネイア 母ランドオーバーシー 牡馬
エピファネイアをもう一頭指名したいと考えて指名。杉山晴紀調教師のコメントを見る感じ、早熟な感じであることは間違いなさそうなのと、ほかの兄弟が期間内でかなり走っているので、この巡目まで残っていたのは幸運かもしれない。
10巡目 + 11巡目 牡馬牝馬1頭ずつ ウェーバー+逆ウェーバー
10巡目 アクチノータス 父サトノダイヤモンド 母ラヴズオンリーミー 牝馬
下位ということでそろそろ指名されそうだと思ったので指名。G1馬の妹ということ不安点はある(G1馬の下の子は基本的に走らないと考えている)が、牝馬で気性面の問題はなさそうなのはよさそうである。青本ではなかなかに評価がよさそうだったので、それを信じての指名。
11巡目 ウインアレース 父ウインブライト 母ウインアルテミス 牡馬
新種牡馬のウインブライト産駒を指名したいと思ってここで指名した。当初は母コスモチェーロを指名しようと考えていたが、馬体重があまりついていないそうなのでこちらに入れ替えた。古馬に先着しているのは若干眉唾だと考えているが、松岡正海騎手が絶賛していたのは評価したい。
12巡目 未指名種牡馬産駒 入札
パールコードの2022 父ロードカナロア 母パールコード 牝馬
本ドラフトでどうしても指名しにくいロードカナロア産駒を狙うとしたらここだろうということでロードカナロア産駒を指名。アートハウスの妹で、全兄もしっかり勝ち上がっていることを考えると、期待の大きな一頭。かぶりもあり得ると考えていたので、何事もなく取れたのは幸運である。もしかぶってくじを外していたら母アルギュロス(父サトノクラウン)か母ディルガ(父オルフェーヴル)か母アユサン(父レイデオロ)から、選択だった。
13巡目 + 14巡目 フリー指名 ウェーバー+逆ウェーバー
13巡目 マイネルイグザルト 父ゴールドシップ 母マイネエレーナ 牡馬
23-24シーズンのPOGドラフトの個人的MVPであるアドミラルシップに敬意を表して、ゴールドシップ産駒から一頭取りたいと考えて指名。父ゴールドシップに母父ロージズインメイは非常に好相性であることと、母の産駒の牡馬は勝ち上がり率が非常に良く、かなりガンガン使われる印象があるので、小銭稼ぎができそうと考えて指名。
14巡目 クリフウォーク 父Kingman 母イーヴンソー 牝馬
指名としては半分ネタ枠。母父父がモンジューであり、本ドラフトでは指名可能としていた一頭。しかし、ウマとしてはネタ枠ではないと考えていて、父Kingmanに母父Sadler's Wells系は重賞を勝っているシュネルマイスターとエリザベスタワーに共通するところ。母も愛オークスを勝っており、血統はかなりよいので、ホームランもあり得るのではないだろうか。母タリサ(父アドマイヤマーズ)と迷ったのだが、こちらはあまりにも情報がなさすぎるのでこちらを指名した。
15巡目 一発期待枠(牡馬) 入札
デックドアウトの2022 父ドゥラメンテ 母デックドアウト 抽選外れ
ダイヤモンド 父サトノダイヤモンド 母マザーズデイ
矢作先生が欲しいと言って買ったもらった馬ということで指名したが、見事に抽選になってしまい、抽選を外してしまった。この枠で抽選をするつもりはなかった。外れ指名として悩んだ末にこちらを指名。下河辺牧場のサトノダイヤモンド産駒といえばシンリョクカがおり、扱いに慣れていそうなところと、牧場での評価がかなりがかかったので指名した。
16巡目 一発期待枠(牝馬) 入札
ブラックルビー 父キズナ 母メジロスプレンダー
今年キズナ産駒をとらないのはさすがにまずいということで、この馬を指名。父キズナに母父シンボリクリスエスは相性が良く、ソングライン、アカイイト、ジューンテイクと期間内にしっかり賞金を稼いでくれる馬がいる。二年連続キズナをつけており、牧場としては期待していそうである。また、キズナ産駒の牝馬であり、取引価格もなかなかよく、POG本には情報が皆無なレベルであったが、個人的には指名できる要素が多かったので指名した。最初は牝馬ドラ1候補であったが、さすがに指名されないだろうと考えて、ここまで指名を控えた。取られていたら悲鳴を上げていただろう。かぶった場合は、母ソングオブアイスアンドファイア(父ゴールドシップ)、母プリティカポレイ(父アドマイヤマーズ)、母ディルガ(父オルフェーヴル)からの選択だった。
指名入れ替えについて
入れ替え候補の最有力はマルーンベレーである。現時点(5/16)で、掲示板などを見るとあまり順調ではない様子であり、馬体重も含め若干悩ましい。今後も情報をしっかり追って判断することにした。
(追記)やはりあまり順調とは言えなさそうだったのと、面白い馬を見つけたため、指名を入れ替えた。
ゴージャスドラゴン 父スワーヴリチャード 母フィールパラダイス 母父ドゥラメンテ 牡馬
母父ドゥラメンテという今期では珍しい馬である。個人的に、牝馬が強い父は母父に入っても強いという理論を押しており、母父ドゥラメンテはそれにうってつけ。母母はアドマイヤマーズの母であり、強い牡馬が出る牝系と考え、指名。こちらも初子ではあるが、馬体重がしっかりしていたので、こちらに指名を入れ替えた。
指名の振り返り
今回のドラフトのコンセプトがいろいろな種牡馬の産駒をとるということだったので、そこはなかなか達成できていそうなのは個人的にプラスである。しかし、上位の指名を見返してみると若干後手後手の指名である感じが否めない。ここの立ち回りについては反省点であったように思う。リストアップの段階から立ち回りを意識したリストアップが必要と感じた。また、上位指名予定馬についてはもう少し濃密な調査を行えばよかったと反省した。
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