牛乳

中学校卒業まで給食で飲んでいた牛乳。
好きとも嫌いとも思ったことがなく、いつもそこにあった牛乳。

高校からはいつもはなくなり、時々牛乳。

社会に出てからは、時々でもなくまれに牛乳。

そして、気がつけば飲んだらしっかりお腹を壊すようになった。

なぜなんだ?
お腹よ。
そんなにびっくりしなくてもいいじゃないか。
子供の頃のように毎日飲めばびっくりしなくなるのだろうか?

まれ→時々→いつも

そうなるのだろうか?

そうなるのを願って、今日もコップ一杯の牛乳を飲む。

大切に育てた牛から搾った牛乳を廃棄する。そんな悔しいことはない。

私にできるのは飲む。それだけ。




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