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Photo by
pandamda
白鹿・山田錦
元禄寿司で日本酒が飲みたくなり、銘柄を聞くと冷酒1種類のみとのことだったので、半ば仕方なく注文したお酒。
ちなみに、元禄寿司って回る寿司の先駆けで、ブームになる前から寿司を回してました。
しかも、職人さんが手で握るので、シャリに機械握りのようなおにぎり感が無く、口の中でホロリとほどけて贅沢感を味わえます。
大阪にしかないのかな。
全国チェーンじゃ無いのも好感が持てます。
さて、お酒が到着。
黒松白鹿・特別純米・山田錦。
どこにでもある一般的な日本酒ワードが、ラベルに並んでいます。
特に期待も無く、口に運ぶと、しっかりとした吟醸香と共に、しっかりとした旨味。
いやこれは、アリ寄りのアリでしょ。
まさに「THE・王道」ともいうべき風格さえ醸し出しています。
安心して、ボクはどんなお寿司とも友達になれるよ。
というメッセージが聞こえてきました。
そういえば、価格も180mlで670円と少しお高めながら、回り寿司に立ち寄るお客さんの懐具合にも配慮した絶妙な料金設定と、納得の味で絶妙なバランスです。
さすが、元祖回り寿司の名店。
恐れ入りました。
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