【一般TCG理論】局所最適解の落とし穴から抜け出せ
こんにちは、ウーパールーパーです。
ここ最近はMtGではなくシャドウバースエボルヴを遊んでいるのですが、「あること」を意識してから勝率が爆上がりし、3連続でCS優勝(約勝率87%)することができたので、何をしたのか、その思考に至るまでの経緯などなどを書こうと思います。
1. 自分は頭が悪い
カードゲームをしていると、「この対面では○○をすると良い」とか「○○の動きが強い」みたいな話がよく出てきます。一方で上手い人に話を聞くと「まあケースバイケースだから・・」みたいなこともよく言われます。
私はこの後者の話を聞いても納得して自分の力にすることができず、いつも「上手い人は結局何言ってるかよくわかんねえな、自分とは頭の作りが違うんだろうな」と思っていました。
実際、私は打点の計算間違いや見えてるカードを忘れてしまうなど本当にしょうもないミスをして負けることが多く、自分のプレイが上手いと思うことはほとんどありませんでした。
そんな私がMtGで勝つために磨いたのは「デッキ構築」でした。
それなりに記事を書いているのでもしお暇があれば読んでみてください。
ご参考までにいくつか載せておきます。
これらの記事でも触れていますが、デッキ構築に注力することは私のプレイングの下手さを補ううえで非常に有益でした。
デッキ構築に注力するアプローチで実際に成績も向上し、蒼紅杯というプロも参加している100人以上の大型大会でトップ8という結果も残し、自信に繋がっていきました。
2. エボルヴでの挫折
これらの成功で自信をつけた私はエボルヴでもその長所を活かした戦い方に取り組みました。
ゲームが変わっても私のデッキ構築戦略はある程度機能し、真面目に取り組んでからは早い段階でCSトップ8に入ることができ、手応えを感じました。しかしそのあとは入賞できない日々が続きました。
当初は紙のカードゲームということもあり、十分に練習することも難しくあまり気に病んではいなかったのですが、徐々に環境が整って満足のいく練習ができるようになっても、なお中々勝てず勝率5~6割程度をうろうろするような状態が続くだけ。
そんな中、チームメイトと東京の大きめの大会に遠征することになり、かなり力を入れて十分な調整をして挑みました。十分な調整の内容については以下の記事に詳細を書いています。暇なら読んでください(2回目)
その遠征の結果は惨敗でした。
そのなかで最後に非常に上手いと感じるプレイヤーに当たりました。明確に先手有利なマッチアップで、私は先手を取ったにも関わらず敗北を喫したのです。
デッキ構築段階から私が目指していた動きをしっかりと実現して理想的な状況を作ったはずが、少しずつアドバンテージを取り返されていつの間にか負けていました。
その後は何度も頭の中でその試合を反芻し、すればするほどに相手のプレイに込められた意味を理解し、私はゲームの中でその意図をくみ取ることすらできずに負けたことに気づきました。
この感覚は蒼紅杯のトップ8で準優勝のオーヴァンさんに当たって負けたときにも感じたものでした。相手がこちらの狙いを理解してそれに対応する策を出してきたときに、私はそれにさらに対応する力がないのです。
私のプレイには対話がない。これを克服しないと自分の上達は見込めないと強く感じました。
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