冬は19度でいいんじゃない?という提案

今日は暖房の話。
暖房って個人的にものすごく扱いが難しい。
石油ファンヒーターはボッと付く時の匂いと音が好きだけど、灯油を買うのが億劫で。
こたつやカーペットは暖かいけど、境界から出られない。
エアコンは便利だけど、いい温度、いい湿度、いい電気代のバランスがとにかく難しい。まるで短いテーブルクロス。
毎年冬になるとどう過ごしたもんかと頭を悩ませる。

自分には寒さに弱いという弱点がある。
寒さに弱いというか、寒い事に耐えねばならない事に過剰なストレスを感じて、やたら肌が荒れる。
だから冬の外出はダウンベストとカイロとマフラーと手袋を甲冑のごとく身に着けなくてはいけなくて、武装が多くて外出自体が面倒になる。
一日を目一杯に過ごしたい私にとって、一日のやる気を削いでくる冬は天敵ともいえる。
寒すぎて布団から出られない休日なんて、そんなむごいものはない。

ということでエアコンの温度について考えてみた。
19度、案外悪くないんじゃないですか?
肩が凝るほど厚着もしなくて、腕まくっても寒くない。
靴下も風呂も必要だけど、目薬要るほど乾いてない。
薄着の方が心なしかやる気が出るから、25度のシャツ一枚で過ごすのが理想ではあるけれど。
現実は鼻の奥が乾いて風邪の手前みたいになって、頭がゆだってぼうっとしてくる。代わりに電気代の請求に震えて、それで肌荒れしちゃ意味がない。
小者の私が自分のために贅沢に使える温度。それが暖房19度。

寒い冬。長い冬。ちょうどいい過ごし方を探してみてはいかがでしょうか?


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