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大学生になった僕

大学生になった。


第一希望ではなかった。


でも・・

何となく大学生になった。

努力して死ぬほど頑張ったわけでもない。


ただ、何かを目指す目標もないまま

無気力なまま生きていた。


今が楽しけりゃいい


昼夜逆転して

「いつ、ご飯たべたっけ?」


授業も高校みたいに毎日あるわけでもない。

学校をサボったからといって電話が先生から電話がかかってくるわけでもない。


そんな前とは違う違和感に翻弄されながら

僕は、それに甘んじてた。


いつも自己責任がついて回っていた。


その自己責任とやらを僕はいつも

他人事だと。


幼稚園、小学校、中学校、高校・・・

今までは誰かの目があり見守られていた気がした。


もう、だんだんと大人に近づいていくことに


まだ、違和感を感じている僕がまだそこにいたんだ。


そしてタローがいない事実も受け止めてはいなかっった。


つづく

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