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僕は高校生活を謳歌しようとしていた
僕の体形は小さめで細見だ。
でも、だいぶ平均に近くはなってきた。
あんなけ小さい頃は病弱で喘息や湿疹にも悩まされていたけど、高校生になるとすこぶる元気になっていた。
運動が苦手だと思っていたけど、実は結構良かったりもした。
持久力には欠けていたけど身軽だった。
勉強もできないって決めつけていた。
それは小学校の時に喘息で休みがちだったことが影響していたけど、やれば何となくできることを学んだ。
バイともオドオドしていた僕を呆れながらも見守ってくれたことである程度自信にも繋がっっていた。
一応、別れてしまったけど彼女もできた。
それは未熟な僕のせいでもあったから仕方ない。
友達との関係・・・
まだ「ごまめ」だったことに気が付いた。
気を使っての優しさなのも理解している。
でも、ここをクリアせねばならない。
別に1番先頭に歩くつもりなんて毛頭ない。
ただ・・・
みんなの話の中で
「僕は?」
そんなこと聞いてる場合じゃなくて
「僕はこうする」
普通にみんなと交わって楽しみたいだけだ。
これからも長い人生でいつまでもごまめじゃいられない。
多分、今のままじゃ甘えだけで生きてる気がしてきた。
思い残すことなく謳歌して高校生を楽しみたい。
そう思った。
つづく