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僕は目の前の現実と向き合った
おばあちゃんが逝ってしまってから
父親も体力が無くなっていった。
商売をしてる父も母親に任せることが多くなっていき
こうなってくると
必然的に、誰が後を継ぐか考えなくてはいけなかった。
僕は、まだ自分の将来を考えそびれて日々を過ごしていた。
「そろそろ考えないとなぁ~」
いつまでも子供のままじゃいられないか・・・
何となく、もう自分は兄たちのように他で就職することなく、このまま実家で暮らしつづけるのかと思いだしていた。
やりたいことが見つからずにいた。
高校生まで治まっていた喘息も大学に入ってから何度が発作が出だしてきていた。
規則正しい生活とは真逆な生活をしていたツケかぁ~
もう、大人になっていた僕に寄り添って誰かが一晩中背中をさすってくれることは無くなっていた。
何か、首元もかゆい・・・
幼い頃に戻ってしまったようだった。
さて・・・
そろそろ立ち上がるか!!
つづく