11/29~30
最近、VRChatのインスタンス表示がおかしい気がする。たとえば、あるワールドに行ったあと、別のワールドを選んでLaunch Padのインスタンス一覧を開いても、さっき行ったワールドのインスタンスが表示されている、みたいなことが起きる。必ずではないけれど、添い寝マッチングワールドをよく利用している私には、これはかなり困る事態だ。特に夜の時間帯は混み合いやすいから、満員のインスタンスしか表示されず、行きたい場所に行けなくなることが続いている。
時間が経てば直るとか、Launch Padを再表示すれば解決するかと思いきや、そう簡単ではなく、VRChat自体を再起動しないと直らないみたい。調べたところ、どうやらこれはVRChatの不具合らしい。これが原因で、せっかく一緒に寝ていた人と再会するのが難しくなってしまうこともあり得る。
そんなわけで、今回はその不具合に振り回されてしまった話。
寝ようと思い、なんとなくフレンド+でインスタンスを作って一人で眠ってみることにした。ところが、深夜3時頃に目が覚める。周りには誰もいない。当然だ。そもそも、私のフレンド数なんて片手で数えられるくらいなのだから。最初から添い寝マッチングに行けばよかったと自分にツッコミを入れる。
気を取り直してLaunch Padから添い寝マッチングを開くと、フレンドがいるインスタンスが見つかったのでそこに飛び込むことにした。人数が多いインスタンスで、とにかく重い。設定をいじって軽くする工夫はしているけれど、それでもかなり重い。これって、V睡用に入れている省電力設定ソフトの影響かもしれない。今後、フレンドに会いに行くときは設定を切ったほうがいいかもなと思いつつ、不意に仲良くなった場合はどうしよう、と考え込んでしまう。
インスタンス内では、フレンドが椅子に座ったまま寝ているようだった。手を振ってみたけれど反応がないので、その隣で横になった。しばらくして、ふと目を開けると、フレンドが私の隣に添い寝してくれようとしていた。嬉しくなって思わずフレンドを撫でて抱きしめる。反応があったことが本当に嬉しかった。
けれど、その後不意にフレンドの姿が消えてしまった。ログアウトしたのか、別のインスタンスに移動したのかとLaunch Padを確認すると、どうやら同じインスタンスにいるらしい。よくわからないのでインスタンスに入り直してみるものの、フレンドの姿は見当たらない。不思議に思いながらうろうろしていると、フレンドが遠くから近づいてきてくれた。また会えたことが嬉しくて思わず抱きついてしまう。
その後、近くのベッドで一緒に横になり、ふとワールドの備え付けのミラーを起動してみた。これが失敗だった。一気に画面が重くなり、固まってしまったのだ。何度か放置してみても改善せず、最終的にはPCを強制シャットダウンするしかなかった。その後、再ログインしてフレンドと合流しようとしたけれど、インスタンスのIDがわからず、フレンドもプライベートインスタンスに移動していたため、会うことができなかった。
悲しくて申し訳なくて、つい泣いてしまった。どうにか謝りたい気持ちで、初めてインバイトの申請を送ろうとする。慣れない操作に戸惑う。メッセージを添えたくても日本語入力ができず、仕方なくローマ字で文章を入力。返事が来るか不安の中、いつの間にか寝てしまっていた。
目が覚めて再びログインすると、フレンドがオンラインになっていた。インスタンス問題にまた悩まされながらも、なんとかフレンドがいる場所にたどり着き、やっと謝罪することができた。フレンドは何も気にせず、私の頭を優しく撫でてくれた。その仕草が嬉しくて、また涙が溢れた。トラブルもあったけれど、結果としてフレンドに支えられたおかげで、大きく落ち込まずに済んだ。