【『存在の詩』〜09beat〜 『生きるとは何か?』】
どっちがいい?
僕は生きたまま
一回死んだ事がある
幼少期に
恐怖から逃れる為にデザインした
己の狂ったアイデンティティを
僕は自ら殺した事がある
その時
人はどうなるかっていうと
その狂ったアイデンティティが
死ぬ時まで生きた記憶の断片が
走馬灯のように
頭の中を駆け巡るんだ
大切な人を傷つけてしまった事
大切な人に嘘をついた事
本当の自分から、
無様に逃げ続けた事
大切な人を悲しませた事
やりたい事をやらなかった事
言うべき事を言わなかった事
その後悔と罪の意識に、
悶えるように苦しみながら、
何日も、何日も、何日も、、
のたうち回る事になる
それまでの自分の
狂った生き様の全てを
自ら否定し
そこに残された
残酷な現実を
ただ
受け入れるしかなくなる
そして、
その自分の犯した罪の十字架を
背負いながら、
これから先は、
もう二度と同じ過ちは侵さない。
という覚悟が
僕の新しい生存となり、
僕のアイデンティティは
新しく産まれ変わり出した
この体験から解った事は、
人間の死ぬ間際って、
それまで生きた記憶と思い出と
向き合いながら
死んでいくって事になるんだってこと
今、あなたが、
いくら金や権威を手に入れて
ごきげんに
笑っていたとしても、
死ぬ間際に残るのは、
あなたが、それまで生きた
記憶と思い出だけだ、
今、あなたが、
自分自身を殺しながら
大切な人を蹴落としたり
大切な人を苦しませたり
大切な人を無視したり
大切な人を悲しませたり
しながら
その手に掴みとり、
笑いながら
必死に、しがみついてる
その金や権威は、
死ぬ間際には、
悶え苦しみながら死ぬ
地獄の門を通る為の
通行手形に変わる事になるだろう
どっちがいい?
自分の生命が終わる時に、
大切な人が幸せに笑ってる顔
大切な人が喜び踊る姿
自分が自分の事を
大切にしてきた姿
自分が自分に決めた約束を
しっかりと守ってきた姿
大切な人達に対して
ありがとう。しかない状態で
心、穏やかに、
この地球での生命を
終わらせるのと、
地獄のような苦しみに
悶えながら、
断末魔の叫びを残して
この地球での生命を
終わらせるのと、
どっちがいい?
本当の最後の時には、
もう、生きながら死んで、
産まれ変わる事なんて
出来ないんだぜ、
生きている間は
人間は、何度でも、
生きながら死んで、
産まれ変わる事はできる
どっちがいい?
「生きる」
とは
「死ぬ」
ための
準備だ。
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