SVシーズン24 ダブルバトル 最終19位レート1970 モスノウ雪パ


はじめに

 レギュレーションHで初めて二桁順位とレート1900を突破することができたので、振り返りのために構築記事を書いてみようと思います。初めてなので不自然な点もあると思いますが、ご容赦ください。

構築経緯 

 特性や技が面白いモスノウが好きで1年くらい使い続けており、今シーズンもモスノウを中心に考えました。その中で引き続き、雪でモスノウを最大限にサポートできるキュウコン(アローラ)と個人的に使い勝手が良いウルガモス、タイプ補完に優れているガブリアスは確定しました。
 残り2枠は悩みましたが、苦手なサイクル戦を克服したいと思い、ガオガエンゴリランダーを採用しました。シーズン中盤、タイプ相性のバランスからガオガエンの枠をレントラーにしましたが、思ったより電気技が生きる場面が少なかったのでガオガエンに戻してます。結果、構築がまとまったのは中盤以降でした。ちなみに8割くらいは今回の構築記事で戦っていました。

使用構築

個体紹介

 H:16n+1、B:11n   
 HB調整にして苦手の物理にもある程度耐久を持たせ、CDSはちょうのまいで補っていました。特殊耐久があり盤面に残ることが多いので、オボンの実よりたべのこしを採用し、氷技も命中率が低いですが全体技で高威力のふぶきを採用しました。テラスは攻守ともに相性が良く、雨パが多いので水を採用しました。

 H:16n
 サポーター役。物理耐久を伸ばして、いかりのこなと合わせてほのおのからだとゴツゴツメットでやけどとダメージ量を稼いでました。また、むしのていこうで特殊アタッカーに対してもサポートできるようにしました。テラスは構築全体で岩が重いので、耐性も多いはがねを採用しました。

 H:10n-1 S:最速105族抜き 
 アタッカーとして採用。上からこごえるかぜでSサポートやレギュHで不足しているフェアリー技も撃てるので使いやすかった印象です。フリーズドライは通りの良さで採用しました。いのちのたまは反動ダメージで退場してオーロラベールのターンも残せるメリットもあるかと思いましたが、あまり機会はなかったです。テラスは弱点の毒を受けられ、ねこだましを無効にできるゴーストを採用しました。

 モスノウの攻めと受けのタイプ相性を補完できるので採用しました。ステータスも高く、モスノウが苦手な物理アタッカーに対しても、ワイドブレイカーでAを下げたり、さめはだでHPを少し削れたりと重宝しました。テラスは特にガエンゴリラに対して強く、やけども防げるのでほのおを採用しました。

 H:偶数調整
 いかくとねこだましでサポートでき、また苦手なサイクル戦克服のため採用しました。隣にガチグマ(アカツキ)やサーフゴーがいる状態で投げることも考えてHDで調整しました。はたきおとすが技として強く、相手の情報を抜き取れることも良かったです。

 フィールドでの回復とねこだましでサポート。また、モスノウが等倍以上を取れない水タイプや物理アタッカーが多い砂パに対し有利なため、採用しました。グラスフィールド状態でのウッドハンマーやグラススライダーが強かったです。

選出と立ち回り

 選出はあまり決まったパターンがありませんでしたが、基本的にまずは相手の物理アタッカーと特殊アタッカーの割合を見てから、選出を決めていました。特殊アタッカーが3匹以上いる場合はモスノウはほぼ選出し、物理アタッカーが5体以上の場合はモスノウは選出しませんでした。その後は、ポケモン毎に相性を見て選出を決めました。また、構築全体でですが、相手の攻撃を受けきってから中・終盤で勝負を決めにいく試合パターンが多いので、我慢な立ち回りが多かったです。

●対雨パ
 先発:モスノウとウルガモス
 後発:キュウコン(アローラ)とゴリランダーorガブリアス
 先発がブリジュラスのときはモスノウのちょうのまいとウルガモスがむしのていこうで盤面を整えていきます。2ターン目以降はキュウコンを投げてふぶきとエレクトロビームを妨害し、有利を取っていくのが基本ルート。イダイトウ♂が先発の時はウルガモスがいかりのこなでサポートし、ゴツゴツメットとやけどを狙いました。

●対晴れパとトリル(ワイドフォース系)
 先発:モスノウとウルガモス
 後発:キュウコン(アローラ)と他のどれか
 1ターン目でねっぷうやワイドフォースをワイドガードで防ぎながらむしのていこうなどで盤面を整えていきます。相手に草タイプがいなければ1ターン目からどんどんモスノウに水テラスを切っていきました。

●対砂
 先発:ガブリアスor他のどれか
 後発:キュウコン(アローラ)or他のどれか
 砂を妨害できるキュウコンは後発で選出は確定。先発で予想される砂かきアタッカーには有利なガブリアスは先発で選出し、じだんだやワイドブレイカーで有利に立ち回っていくようにしました。

苦手なポケモン

●イッカコノヨ
 高威力のふんどのこぶしだけでなく、まけんきや炎テラスされるとおにびも入らないので受けきれないです。また、ふくろだだきのパターンやスカーフいのちがけなど型がわかりづらいので立ち回りも難しかったです。シーズン中盤以降はガブとキュウコン先発で、じだんだとゴーストテラスを切ってムーンフォースをコノヨザルに叩き込んでいました。

●寿司
 くろいきりやクリアスモッグ持ちがいないので対処が難しかったです。ガオガエンのいかくやねこだましなどでごまかしながら戦っていました。

●原種ガチグマ
 トリル中のこんじょうからげんきが止められないのでつらかったです。ガチグマの交代際に攻撃を通すことを考えて立ち回っていました。

最後に

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。試合数やマッチ運などの上振れでレートを稼ぎましたが、対戦を始めて約2年で初めて最終レート1900以上を取ることができ、とても嬉しいです。引き続きポケモン対戦を楽しんでいこうと思います。対戦いただいた皆様ありがとうございました。




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