見出し画像

油脂の調理性(ビスケット類の油脂)

おはようございます😊Bonjour!(ボンジュール)

こんにちは😊Bonjour!(ボンジュール)

こんばんは😊🌛Bonsoir(ボンソワール)

ねねとです( * ॑꒳ ॑*)Je m'appelle Neneto.
                      (ジュ  マペル  ネネト)

はじめまして(*´˘`*)ノ゛Enchante!(アンシャンテ)

菓子製造技能士の試験を
今年度も受験します。

『成功にとらわれるな、成長にこだわれ』を
モットーに挑戦です(๑•̀ㅂ•́)و


2)ビスケット類の油脂

  ビスケットは油脂量の多少によって、ハードビスケットとソフトビスケットに大別される。
  ハードビスケットは油脂量が少なく、ソフトビスケットは多い。

  クッキー、サブレなどは油脂量が多いので、ソフトビスケットに類する。
  材料中砂糖は小麦粉の40%内外、油脂量は65%内外で、油脂の多いものほどもろく、口あたりよく、かつ旨味が増してくる。
  そして、B.P.や炭酸類は特別のもの以外はほとんど使われない。

  ビスケット類に使う油脂は、次のような条件を備えなければならない。
①長期保存のために安定性のあること、
②味覚上良好であること、
③ショートミング性があること、
④可塑性とクリーミング性があること、
の4点があげられる。

  ビスケットの作り方には、シュガーバッター法とフラワーバッター法がある。


‪☆シュガーバッター法

  最初に砂糖とバターを混合し、次に卵、牛乳、水などの液体を混合し、最後に粉類を混合する方法である。

  油脂をクリーム状にしてから他材料を混合すると、油脂が空気を抱きこみ、生地中に油脂が練り込まれるとき、よく伸びてショートニング性が向上する。
  油脂をかたいまま使用したのでは、ショートニング性が出ず、やわらかく溶けるようでは可塑性がなくなって不都合になる。

  また、1度溶けたものは後で固まっても、元の結晶にはもどらず、可塑性やクリーミング性、伸展性も悪くなる。

  それで、少しくらいの温度変化でも可塑性が悪くならないようなものは、使用上便利である。

各油脂の固体脂指数


  上図によれば、ショートニングは最も可塑性範囲が広く、夏でも作業しやすい。
  業務用マーガリンには、可塑性付与の仕上げが行われ、夏用のものには融点を高くして作業性をよくしてある。

  バターは夏低く、冬高い融点を持つので、可塑性範囲は狭く、作業性は悪いので、作業上注意しなければならない。
  なお、家庭用マーガリンは、パンにぬりやすくなっているために可塑性は劣り、ビスケット類やパンには不向きである。

  砂糖は、結晶の細かい粉糖を使う。
  粉糖を混合したとき、結晶が細かいほどよく油脂中に分散する。

  また、卵や牛乳は、水の代わりにも用いられる。
  これら水分の役目は、
①砂糖を溶かす、
②粉と混ざるときグルテンを形成する、
③でんぷんの糊化に役立つ、
などである。

  水よりも卵がよいのは、油脂と砂糖に加えるとよく乳化分散するためである。
  かつ、栄養も味もよくなる。

‪☆フラワーバッター法

  最初に、小麦粉と油脂をクリーム化する。
  この場合、粉と油脂をすり合わせることによって、粉が油脂中に混合し、かつ、粉のたんぱく質と油脂が強固に結びつく。

  次に、砂糖、卵液、香料などを混合しておき、粉と油脂の混合物に混ぜる。
  実際には、粉と油脂の混合物を泉状にし、その中央で砂糖、卵液などを混ぜてから、周囲の混合物と混ぜる。
  この場合の油脂は、じゅうぶんに粉と密着しているため、粉と水との結合が弱い。
  そのためドウはいくらかやわらかく、できた製品もシュガーバッター法よりややもろい。
  甘味もややうすく感じられる。

参考文献
竹林   やゑ子『洋菓子材料の調理科学』

参考に学ばせていただいております。
感謝いたします

さようなら(∩´∀`∩)Au revoir!(オ ルヴォワール)

いいなと思ったら応援しよう!