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わたしのソフトツイスト

9月4日(水)

マックに行き、ソフトツイストとアイスティーを注文する。
「377番のかた〜」男性の声が私を呼んだ。
「ソフトクリーム手渡しで受け取るのってなんかちょっと子どもみたいで恥ずかしいかもお〜!」なんて思いながら、ツイストと対峙した。

そして目を丸くした。
そのうずまきは、まるでひらがなの「く」の字を反転させたように、右斜め上に一回、今度は左斜め上に傾き、もう少しで倒れてしまいそうだったからだ。
さらさらっと円を描くように絞り出されたというよりは、ちょっとペチャっと潰れてしまった感じ。

店員さんの試行錯誤がうかがえるお世辞にも綺麗とは言えないツイストを前に私は若干困惑してしまい、「ありがとうございます」と言うべきところをその言葉が出てこず、軽く会釈だけして去った。
怒りとかではなく、びっくりで時が止まってしまい反応できなかったというか...。

席について、改めて自分の右手に持ったソフトツイストを見つめる。
「あっ...おっきい」
いつもより大きいよこれ!
巻かれてるうずの数が多いな!

「え?ラッキーじゃん🤣」
見栄えがよくないからといって、別に変なもの入ってるわけじゃないんだし汚くないし、むしろいっぱい食べられてありがとうじゃん!!

ネガティブな出来事もポジティブに変換することが大事とは言うけど、私の変換速度が遅いせいでお礼を言えず、申し訳ない気持ちになった。
「うわデカッ!ありがとうございます!」
くらい言えればよかったのに。

次私が行くときも、またあのお兄さん、
ソフトツイスト一つ、、お願いしますっ!!!

終わり🍦

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