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デキるやつは言葉の解像度が高い



今まで月に億稼ぐ大学生や
有名なおもちゃメーカーの代表、
100店舗以上のオーナーさんと
関わってきて感じたことは

感情知性が高く
言葉を厳密に扱っているということ。

感情知性というのは
自分の感情をコントロールできるような
頭の良さの指標です。

この感情知性が高いと
自分のニーズを相手に言葉で
伝えることができます。


人間関係が良好な人は
とにかく感情知性が高いです。


感情知性が低い人の会話は
こんな感じ。

A「今日の夕飯何食べたい?」
B「なんでもいい」

A「じゃあカレーね」
B「カレーはやだ」


といった感じです。
コミュニケーションが怠惰という
要素もあるとは思いますが、

”自分の中にある条件の中でなら
なんでもいい”
ということが
表現できない感情知性の低さが
顕著に出る場面です。

ではどうしたら
感情知性を上げることができるのか?


ノースイースタン大学の心理学者である
バレット先生が提唱する感情知性の
上げ方としては

ボキャブラリーを増やすということと、
感情の粒度を細かくするということ
あげています。

ボキャブラリーを増やすことに関しては
その言葉の通りなんですが
この”感情の粒度”という部分に
ついて説明します。


感情の粒度を細かくするというのは、
出来事に対してしっくり来る表現を
することができる状態。


例えば、ネガティブ出来事に対し
「辛い」、「しんどい」のように
1〜2個の表現しかできないのは
粒度が荒い状態です。

一方で感情の粒度が細かい状態とは
癪に触る、腹が立つ、失望する、幻滅した
などの複数の表現が思いついて
最適なものを当てはめられる状態です。

例えば
芸能人の悲報が出た時に
辛くなってしまう人というのは
「何がどう辛いのか?」、
本当は「切ない」ではないのか?
の区別ができずに

漠然と辛くなってしまい
落ち込んでしまいます。

これが問題解決ができない状態です。


逆にここで
この感情は辛いのではなく
「切ない」だけなのだなと
落とし込むことができれば

その感情に対して
適切なアプローチをし
改善に向かうことができます。

ビジネスにおいても同じで
売り上げが下がった!という人と

顧客単価は上がったけれど、
来客数が減ったことで
売り上げが下がったという人では
成果の出し方が違います。

SNSも然り
フォロワーが減ったという人と、
ターゲット層が残り、無関心の層が減った
と区別ができる人では

後者の方が適切に問題解決し
結果が出やすいです。



感情知性を上げることで
自分の伝えたいことを伝えたり、
適切な問題解決をすることで
人生はうまく行かせられるようなります

ぜひ意識して毎日を過ごしていきましょう。

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