「上野スマコミ」を運営する中で大事にしていること
こんにちは!ライトニングいがらしと申します。
この記事ではこれまでスマブラの大会主催を200回以上開いてきた僕が今主催をしている大会「上野スマコミ」を運営をする中で大事にしている4つのことについて書きました。
既に大会主催やスタッフをしている人はもちろん、参加者の皆さんにも大会主催者はこんなことを考えているんだと覗く気持ちで読んでいただければ幸いです。
1.自分から参加者に声を掛ける
受付の時・フリー対戦の相手を探している時、僕は自分から参加者に声を掛けることを意識しています。
例えば受付の時、初参加と思われる人にはこの3つを聞いています。
他のオフ大会に参加したことはあるか
何で上野スマコミを知ってくれたのか
家と会場は比較的近いのか
1つ目の他のオフ大会に参加したことはあるか
これは初オフの初心者かどうかの確認です。
オフ大会自体が初めてであれば、大会ルールが分からなかったり、周りに知り合いがいなくてフリー対戦に混ざりにくそうにする場合があります。
そこのサポートをしやすくするための確認です。
2つ目の何で上野スマコミを知ってくれたのか
これはSNSや他の参加者の口コミなどの効果をおおよそ把握するために聞いています。
SNSを見て参加する人もいますが、他の参加者からの口コミであることが多いです。
そこを確認することでSNSの発信や参加者1人1人を大事にしていこうという気持ちを徹底することが出来ます。
3つ目の家と会場は比較的近いのか
これは単なる雑談ではあるのですが、比較的近ければ「それなら通いやすそうですね」とリピート意識を持っていただき、比較的遠ければ「遠い所わざわざ来てくださってありがとうございます」と足を運んできたという価値を認知してもらうことが出来ます。
受付の際にこうした会話をすることで僅かながら人間関係を築くことが出来、結果としてフリー対戦の案内や分からないことを参加者から聞いてもらいやすい空気を作ることが出来ます。
これが結果として参加者から満足度の高い大会づくりに繋がっていきます。
2.参加費を受け取る時は丁寧にする
これはテクニックではなく当たり前のことだと認識していますが、運営が参加者からいただくものを丁寧に扱えば参加者も運営や会場の備品を丁寧に扱う意識が自然と意識に植え付けられます。
お互いが気持ち良くいられるためにお互いのものを大事に扱う。
その為にもまずは運営である自分が先に相手のものを大事に扱うことを意識しています。
3.勝者を全力で祝う
突然ですが、大会主催者・スタッフにとって一番嬉しいことは何だと思いますか?
それは自分が関わる大会で勝つことに参加者の皆さんが価値を感じてくれることだと僕は思っています。
「他所にもいろんな大会はあるけれど、俺(私)はこの大会で勝ちたい!」
こう思って臨んでくれることが一番嬉しいです。
運営である自分が参加者にこう思って欲しいのであれば、先に自分が勝った参加者を全力で祝うことが大事だと考えています。
もちろん負けたプレイヤーを労うことも大事ですがそこは戦いの場、勝った人の方が称賛されることは当たり前です。
負けた人は悔しさを噛み締め、次は自分が勝ってその場に立ちたいと思ってリベンジしていただく。
厳しくも美しい戦いの場ではこの循環を作ることが大会の価値を上げてくれると考えています。
4.帰りも気持ち良く帰ってもらう
これも基本中の基本でもはや書くまでもないですね。
ですが、参加者全員と一言交わせる場があるとしたら受付と帰りのどちらかしかありません。
「終わり良ければすべて良し」という言葉もありますが、来てくれたことへの感謝の一言があれば大会を開いたことへの感謝の言葉も返ってくるというもの。
最後の最後までお互いが気持ち良くいるために自分が先に一言掛けることを大事にしていきましょう。
・最後に
オフ大会は人と人が交わる場所。
何度も通いたいと思う場所にするには楽しいと思ってもらうのはもちろんのこと、人として安心安全と感じてもらうことが大切です。
書いたことはどれも基本的なことではありますが、人との関わりで大事なことはこういう小さなことの積み重ねだったりします。
知っているのと出来るのとで大きく差があることはスマブラプレイヤーならより理解出来るはず。
参加者に安心安全と楽しみを提供しつつ良きフィードバックをもらい、結果としてスタッフと参加者みんなで楽しめる場づくりをしていけたらと思っています。
上野スマコミに関することは今後も発信していく予定なので、また読んでいただけたら幸いです。