S15最終72位 九尾ライコラオス
はじめに
s15お疲れ様でした。リグです。今期は本格的に潜るつもりはなかったのですが、ポケモンをやりたくなってしまったので最後まで潜ることにしました。結果としては、自身初のレート2100↑、最終2桁を達成することができたので構築記事を書きました。ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
投稿日が2月25日になってるのは気にしないでください
構築経緯
対処の難しい欠伸ガチグマに安定するミストフィールド採用のアローラキュウコンからスタートしました。
壁展開から繋ぐエースとして確定急所の水流連打、暗黒強打に耐性があるポケモンの中で単体性能が抜けて高い連撃ウーラオスを採用しました。ゴツメカイリューやhbガチグマに隙を見せたくなかったので型は水テラスのパンチグローブです。
キュウコンを初手に置いて展開する動きは挑発カミや速い炎オーガポンのケアが難しいため、初手投げが安定するポケモンを採用したいです。この枠には、キュウコンが苦手なハバタクカミやサーフゴーに強めかつ環境の多くのポケモンと殴り合える炎オーガポンを採用しました。
炎オーガポンを投げたくないオオニューラやキラフロル、岩オーガポン入りに出すことができキュウコンとの補完にも優れたチョッキランドロスを採用しました。
ウーラオスが出せないときの裏エースを考えることにしました。嫌だったのがタケルライコとゴリランダーだったため、壁と合わせて取り巻きごと破壊できるポケモンとしてsに振ったタケルライコを採用しました。ウーラオスの得意な地面タイプを呼ぶのも評価ポイントです。
最後に、ここまでで嫌なキョジオーン、ママンロンゲグライ+バレルオロチ+攻め駒(テツノツツミ)、受けループに勝てそうなポケモンとしてゴーストテラスの身代わり呪いキョジオーンを採用して構築が完成しました。
結果的には、前期の構築からラティオスを変えただけの並びに落ち着きました。
↑前期の構築記事です。興味があれば読んでみてください。
個体紹介
HB:雪下で陽気オーガポンの蔦棍棒確定耐え
HD:臆病眼鏡カミのテラスムンフォ確定耐え
S:最速ブリジュラス抜き
ほとんどの試合で選出する構築の要。壁+アンコールで裏の補助を担います。
技構成はオーロラベールとアンコールは確定として、パオジアンとウーラオスへの打点としてムーンフォース、欠伸ガチグマと毒菱展開に対応するためのミストフィールドです。特に今期は欠伸ガチグマ入りが非常に多く、それらの構築は積みに対する回答をガチグマに一任しているため、そこに対してさらにメタを張ることで簡単に勝つことができました。
ランドロスが呼ぶクリアチャームカイリューにテンポを取れる点も優秀でした。
調整はがっつりHDに振っています。物理耐久が足りないと思う場面もありましたが、特殊耐久に寄せたおかげで勝った試合もあり、難しかったです。
A:特化
S:準速ブリジュラス抜き
余り耐久
エース枠その1。水テラスタルで採用することで圧倒的な破壊力を発揮します。特にテラス水流連打でHB特化ガチグマまでワンパンできる(=剣舞を積めばテラスを切られてもワンパン)なのが本当に偉かったです。+2テラスアクジェでCSベースのカミを上から縛れたり、カイリューを簡単に貫くことができたりと非常に強力なテラスタルでした。
剣舞を積むことができれば神になれますが、積まなくても壁があれば非常に高い打ち合い性能を誇るため、裏を考えながら積むか積まないかの判断をすることが重要でした。
A:できるだけ高く
HB:意地ウーラオスのテラス水流97%位で耐える
HD:臆病カミのシャドボ99%位で2耐え
臆病眼鏡カミのパワージェム確定耐え
S:最速100属抜き
初手枠その1。テラスタル時の火力と圧倒的な技範囲によって基本的に受けることが難しいにも関わらず、環境にいるポケモンたちとテラスを切らずとも殴り合える対面性能も持ち合わせているのが凄い。今回は壁展開できつくなってくる鉢巻ウーラオスを上から倒すためにs振りかつパワーウィップで採用しました。同じくきつめなイーユイもスカーフが絶滅していたため、上から岩石封じを打つことができます。臆病眼鏡悪波ぐらいなら確定で耐えるので、テラスをケアされて炎技を打たれなければ対面突破はできます。
挑発がとても偉く、崩しや起点回避、ステロなどの展開阻害として優秀でした。特に対カイリューで活きることが多かったです。
ボックスにいた個体を使ったため調整意図不明
初手枠その2。このポケモンもキュウコンの苦手なポケモンに強く、こいつの苦手なパオジアンに対してはキュウコン引きが安定します(ウーラオスは威嚇を無視してくるので怪しい)。
シンプルに数値、特性、タイプ、技の全てが優秀で無難に強かったです。ウーラオスのいない構築に対してはオーガポンより信用して出していました。
草結びはガチグマの他、何故か増えていたヘイラッシャへの打点として重宝しました。
メタが異常に激しくよく初手氷テラバーストで出落ちする点だけは弱かったです。
C:11n 活性込み+2迅雷でH4カミ確定
HB:187ランドロスの地震確定耐え
HD:臆病カミのムンフォ確定耐え
S:無振りランドロス+3 ミラー、アンコカイリュー意識でできるだけ高く
エース枠その2。ブーストエナジーで火力を、オーロラベールで耐久を強化することによって得た異常な数値の高さで相手を蹂躙してくれました。
本来このポケモンはチョッキランドロスを苦手としますが、他のポケモンでランドロスを削りつつ、壁+テラスタルによる耐性変化を駆使することで問題なく通しきることができました。
相手の地面(ランドロス、ガチグマ)を倒したあと、そのまま裏まで貫いていきたいのでドラゴン技は龍星群ではなく龍の波動です。
素早さに振っていることでミラーはほぼ上をとることができましたが、一回アンコカイリューと同速勝負が発生したため、もう少し伸ばしてもいいかもしれないです。どこまでいってもいたちごっこではありますが。
追記
構築記事を見ている感じ、s115や116のライコがそこそこいるため、今期使う人はbを削ってsを上げることをお勧めします。
HB:できるだけ高く
HD:11n
S:ミラー意識
一応諸説枠。前期のめろさんのキョジオーンをパクりました。キョジオーン絡みやママングライ系統などの受けサイクルにはそれなりの勝率を出すことができましたが、純正受けループは結局きつかったです。キョジオーン+スタンみたいな並びにも選出択になってしまっていたのも反省点。
間違いなく選出圧力は高いポケモンであり、きつめなサイコファングパオジアンや電磁波カミを牽制してくれていたとは思いますが、呼び寄せる崩しの駒がこちらの基本選出に通っていることもままあり(隠密or残飯身代わりのサーフゴーやラティオスなど)、構築に合っていたかは微妙なところです。
ただ、変えるポケモンも思い付かなかったので最後まで使い続けました。
選出
初手オーガポンorランドロス+キュウコン+ウーラオスorタケルライコ
基本選出。初手に対応範囲の広いオーガポンやランドロスを置き、タイミングを見計らってキュウコンを着地させオーロラベールを展開します。安易にオーガポンやランドロスを切らないことが大事です。
初手キュウコン+ウーラオスorタケルライコ@1
キュウコンの展開を阻害してくるポケモンがいなさそうなときや、オーガポンやランドロスを初手に出しにくいコノヨザル入りなどにする選出です。
キョジオーン@2
初手キョジオーンで荒らす、またはキョジオーンを絡めた軽いサイクルを行い最終的に裏と合わせて詰めていく動きを目標にします。裏は強い勝ち筋となれるキュウコン+ウーラオスorタケルライコで投げることが多かったです。
きつかった相手
サイコファングパオジアン…壁を破壊されるのがシンプルにきついです。
電磁波カミ+スケショカイリュー…カイリューのs上昇を止めることができず、キュウコンが上からアイへで倒されてしまいます。
テツノツツミ…エナジーの場合立ち回りが相当制限されます。眼鏡の場合はライコを投げていればどうとでもなりますが、ウーラオスを選出しているとやばいです。
ラティオス…誰も勝てないです。壁と合わせてウーラオスで頑張ってました。最終日は2回当たって見事にどっちも負けました。
結果
最高最終レート2130
最終72位
レンタルコード
4WYQ31
しばらく残しておくので自由に使ってください
最後に
初めてちゃんとした結果を残すことができて本当に嬉しいです。今期は最終2桁ラインで保存しましたが、来期以降はもっと上を目指して潜っていきたいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
@Ligg_byle
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