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コロナウィルスと社会について、今私が思うこと

※この記事は2020年3月11日に弊社ブログで公開したものを再投稿したものです。

こんにちは。代表の澤田です。

コロナウィルスの影響、至る所で出ていますね。
感染した方、お亡くなりになった方、残念です。

ここでは、様々な感情があれど客観的に私が感じていることを書きます。
医療の専門家でもなければ、何の専門家でもないので、あくまで個人の感想ととらえてください。

まず、コロナウィルスのような感染症の世界の広がりは、大航海時代から始まっているということ。
世界を人が行き来すれば、その地域特有の感染症が世界中に広まるのは至極当然。
性病も、エイズも、SARSも、インフルエンザも…。
これから10年、20年と、まだまだ未知の感染症が表れ、世界中に流行することになる。そして薬・ワクチンができていくこと。

参考:「白人がもたらした死の伝染病ハシカ、生き延びたアマゾン先住民の新たな戦い」

今回のコロナウィルスは罹患しても死に至る可能性がインフルエンザ以上に高くないようであること。これは良かったかな?と思います。
政府・医療機関の方々が、一生懸命拡散防止に努め、新薬の開発に努力してくれていること。
近いうちにいくつかの薬ができ、実際に使いながら効能を高めていくのであろうと想像できます。

今、不安に感じていることは何でか?を考えないといけない。
受験生等、事情がある人を別として、コロナウィルスよりも死亡率の高い「インフルエンザに罹ったらどうしよう?」と、不安感を持っている人の話を聞いたことがない。不思議ですね。

不安になるのはその先の予測ができていないからだと思います。
マスクのみならず、トイレットペーパーやティッシュまで、買い占められていることの方が私から見ると異常に見えます。
便乗して転売屋さんになっている人は、人としてちょっと恥ずかしいとさえ感じます。
不安は感情です。事実を見ているのではなく、感情を見ているから不安になるのだろうと思います。
不安だと様々な情報を知りたくなるし、デマ情報でもわれ先に!となって偽情報に乗っかる。
イランではコロナに聞くとされた密造酒飲んで、何十人か亡くなったそうで。
検察当局者は‘人々が「インターネット情報に惑わされた」のが惨事の原因‘と言っているそうです。
便乗商法のデマに踊らされてしまって、命を落とした方々。間違いなく不安からの行動でしょう。

日本だけでなく、全世界どこでも同じです。

不安を感じ、転売屋さんや便乗商法屋さんや悪徳事業者に乗っかる人がいればいるほど、デマは広がるし大衆心理で不安じゃない人すら乗っかっていく。さらに悪徳事業者が増える、負のスパイラルを生み出すことななると思います。

不安を感じている方々には、感情的に目の前を通り過ぎる情報に飛びつくのではなく、ぜひ冷静に客観的事実を、情報源が明確な事実のみを判断基準とするようになってほしいです。

感染の拡大防止のため、様々なイベントが中止とならざるを得ない状況です。弊社も周年イベントの延期、毎月の懇親会中止となっています。
イベント会社やホテルやレストラン、旅行・観光事業者さんなど、様々な業種の方々が、大きな影響を受けています。タクシーの運転手さんから「通常の1/3の売上」、先日行ったミシュランの飲食店では私たちだけの貸し切りで「ほぼ連日全席キャンセル」と嘆いていました。
私はむしろ、コロナウィルスよりも影響を受けた企業様が倒産や閉店・リストラせず持ちこたえられるか?コロナウィルスが終息したあと、企業が元気になるのにどれだけの期間を要するのか?こちらの方が怖いです。
自社だけ生き残っても、周りが衰退してしまえば、生き残っただけ。何の価値もありません。今日は3.11、奇しくも東日本大震災の日です。その後の復興作業も未だに続いています。あの時も自粛ムードでどれだけ飲食店・関連企業が倒産したか。多くの企業の倒産で、納税額も減り、求職者も増え、これも復興が遅れる原因の一つであったことも事実として残ります。

専門家ではないから正確なことは言えませんが、数年中に治療薬はできるでしょうし、もしかしたら予防ワクチンもできるでしょう。
その時に「今」を振り返れば「あの時は何だったんだろうね?自分たちはおかしくなっていた」と思うのでしょう。

・誰よりも先んじよう!と思わないこと。
・不安感に押し流され感情的にならないこと。
・客観的な事実のみを見つめること。
・デマかどうか?正確な情報源を見つけること。
・終息した後の社会を想像すること。

私が社員さんに伝えているのは
「インフルエンザのように、これから数年後に人類は、コロナウィルスと共に生きる時代になります。」

安心してください。

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