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「顧客本位の業務運営方針(FD宣言=フィデューシャリデューティ宣言)」とは

※この記事は2018年12月04日に弊社ブログで公開したものを再投稿したものです。

専務の松本です。ブログ初登場なのに題材がお堅いのが不本意ですが、できるだけ柔らかくしてみようと思います。

さて、弊社ライフィもついに金融事業者の一員(ライフィは保険代理店です)として「顧客本位の業務運営方針(FD宣言=フィデューシャリデューティ宣言)」を公表しました。

すでに金融庁のホームページに記載されています。

「顧客本位の業務運営方針(FD宣言=フィデューシャリデューティ宣言)」とはいったいなんなのでしょう。

舌を噛みそうです。うちのメンバーもよくこれを言うときホントに舌噛んでます。
個人的にはあえてカタカナ英語なんか使わなくても日本語だけでいいのにと思ったりしますが、外資系の企業などはカタカナもセットの方が使いやすいのかもしれませんね。

ひらたく整理すると・・・・・
これまで保険業法は、金融業者に対して「あれしちゃだめ! これしちゃだめ!」とルールでしばって運営を促してきました。

がしかし・・・「なら最低限これを守ってればいいんでしょ?」 という最低ラインを目指すことを助長してしまったようだと反省。

金融業者が本気で「お客様のために何ができるか?」を考える文化を作るためには一体どうしたらいいんだろう? 
金融庁は考えました。

そうだ! これは子育てと同じだ! (と思ったかどうかは定かではありませんが・・)
子供たちは自分で考えて自分で決めたことは頑張ってやろうと努力します。やりなさいと言われるとやる気が起きません。

つまり、「本気でお客様に向かって仕事をするとはどういうことかについて、自分で考えて自分で宣言してもらおう!」と思いついたわけなんです。
それが「顧客本位の業務運営方針(FD宣言=フィデューシャリデューティ宣言)」です。

※背景、宣言の仕方、その後の運営方法等については金融庁のページに整理されています。

ライフィの理念はこの考え方にとても高い親和性があります。(僭越ながら業界がやっとあるべき姿に気づいてこっちに近づいてきたぞ・・と思ったりしております。)

「真心を込めた良質な情報提供を通し、和をもって、係る全ての人の成長・幸せ・未来に寄与する」詳しくはこちら⇒ライフィの経営理念

メンバーは皆、真心を込めた良質な情報とは何か、今日自分がお客様に提供した情報は真心が込もっていたか、良質だったか、常に自分に問いかけます。

自分たちの業務がこの理念に沿っているか常に話し合い、確認し合い、改善し合い、成長していきます。

そこさえ守っていれば、数字(お客様からいただく保険料でありそこから保険会社さんを通じて私たちがいただく手数料です)は後からついてきます。

そして「和を持って」それら取り組みを継続して行くことで「係るすべての人」=「お客様・保険会社・パートナー企業・ライフィメンバーとその家族・その他係る人たち」の成長・幸せ・未来につながって行くのです。

「顧客本位の業務運営方針(FD宣言=フィデューシャリデューティ宣言)」の取り組みが、真の取り組みとして形骸化せず保険業界全体が本気でお客様に向かう仕組みにいつかつながって行くことを切に願いつつ、ライフィはライフィで真心を込めてこれまでどおり変わらずお客様に向かい続けます。


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