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第三の医療「在宅医療」

※この記事は2020年09月04日に弊社ブログで公開したものを再投稿したものです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。どうもウリです。
新型コロナウィルスの影響で自粛生活が長く続きましたが、気がつけばもう夏も終わりですね!
気を取り直して頑張っていきましょう。

新型コロナウィルスによる変化

今新型コロナウィルスの影響で経済、産業等社会も大きく変わろうとしています。
コロナウィルスは現在の医療状況も急激に変化させました。
医療機関においても、自宅で診察が受けられるオンライン診療の導入、ホテルでの宿泊療養や自宅での療養が始まっています。
これにより通院の手間が省け、他の患者と接触することによる二次感染の心配が少なくなりました。

そうした中で保険業界でも各社試行錯誤しています。
保険料の支払いが困難な場合に、保険料の払込みの猶予期間を設けたり、医療機関が満床等の理由で入院できず、都道府県が設置した宿泊施設等や自宅において、入院と同等の療養を受けた場合に入院給付金の対象となったりと様々です。

少し話は変わりますが、みなさんは「在宅医療」というものをご存じでしょうか。
個人的には今回のコロナによる自宅療養という流れは、「在宅医療」という形態が加速していくきっかけになるのではないかと思っています。

在宅医療とは

高齢化が進むことでの入院患者の増加、また病床数の不足といったニュースは皆さんもなんとなく耳にすることがあるのではないでしょうか。
入院期間はさらに短くなり、それを補うために退院後の通院治療や在宅医療の必要性は高まると考えられます。

在宅医療とは通院が難しい方の自宅などに、医師や看護師さんが訪問して診療を行うことをいいます。
入院・通院(外来)につづき、第三の医療として注目されています。

在宅医療のメリットはなんといっても住み慣れた環境で治療を受けられることです。精神的にも負担がすくないこともよい点かもしれません。

在宅医療を受ける費用・条件は

もちろん在宅医療にも費用は掛かります。
訪問回数や治療の程度によって費用も変わるようですが、訪問診療代、臨時に必要な医療費、薬代、ご高齢の方の場合は介護サービスにかかるお金等、色々と費用が必要になってきます。
入院をしないので費用が掛からなくなるというわけではありません。

それでは、在宅医療は誰でも選ぶことができるのでしょうか。
現行の考え方では、「医療が必要ではあるけれど通院が難しい方」が対象になるようです。ただし人によって状況は違うので、まずは自宅での医療を希望すること、病院へ相談してみることが在宅医療を受けるための第一歩となるようです。
この辺りも対象が広がり、自由な選択ができる人が増えるといいなぁと思います。

在宅医療と生命保険

ここまでいろいろ在宅医療について調べてきました。
実はきっかけは私の仕事でもある生命保険のご相談を受けたことからです。
現在では残念ながら在宅医療が保障される保険商品は限られていますが、保険は時代の変化に合わせてどんどん新しくなっていきます。
保険の保障範囲にも在宅医療がカバーされる可能性も十分あります。

私自身もまたご相談を受ける時に備えて、保険の知識・在宅医療の知識をさらに深めていきたいと思います。何かご心配ごとがあればお気軽にご相談ください。

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