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【Lifunext社員紹介】演劇界からクリエイティブディレクターへ!戦略コンサルティングチーム・サトウアキラが語る広告業界での成長と挑戦

こんにちは、2024年1月より営業から人事担当になりました”まみの”こと石田と申します!

今回の社員紹介から私が担当させていただきます!

Lifunextには個性豊かなメンバーが揃っているので、魅力を皆様にお伝えできるようインタビューしていきたいと思います!

今回は、Lifunextで戦略コンサルティングチームに所属するサトウにインタビューを行いました。

なんと彼は、舞台俳優出身!

舞台俳優やテレビディレクター/放送作家、広告クリエイターと異色の経歴を経て、現在はLifunextでクリエイティブディレクターとして活躍しています。

彼の興味深い経歴やLifunextを選んだ理由、クリエイティブの生み出し方などについてインタビューをしてきました。

演劇界出身!異色の経歴が織りなす独自の視点とは

-まずは、自己紹介をお願いします!

サトウアキラ(以下、サトウ):僕のキャリアは、舞台業界から始まりました。

その後、テレビ業界に移ってバラエティ番組のディレクターをやり、そこから広告業界に入りました。広告業界に入って、もう10年以上になりますね。

前職では、テレビCMをメインにしつつ、デジタルコンテンツの領域や演劇界出身という経験を活かしたイベントの空間演出、総合演出なども担当してきました。

現在は、企業のブランドコミュニケーションやプロモーションのクリエイティブプランを担当しています。

演劇での経験は、感情表現や物語作りの基礎となり、テレビでの経験は視聴者の心をつかむ技術を磨けました。そして広告では、それらの経験を活かして、より戦略的なアプローチからクライアント様の成長をサポートさせていただいております。

『流される』ことで見出した可能性の地図

-舞台俳優を始めたきっかけを教えてください!
サトウ:実は僕、かなり流されやすい性格なんです(笑)

演劇も「一緒にやってみない?」と誘われて始めました。テレビの仕事も、当時、舞台俳優だけではご飯を食べていけなかったので、アルバイト感覚で始めたんです。

でも、振り返ってみると、その『流される』という性質が、実は自分の可能性を広げることにつながっていたんですね。

広告業界に入った際も、テレビで担当していた尖った企画を見た広告会社の方から声をかけていただいたことがきっかけでした。

「テレビでおもしろい企画をやっているなら、広告でもそういうことをやってみない?」というお話をいただいたんです。

気づけば、広告業界にどっぷりハマっている自分がいました。流されて始めたことが、今では自分のキャリアの核になっています。

-『尖った企画』とはどういったものか教えてください!

サトウ:当時、『体液』をテーマにした舞台の脚本を書いたり、サバイバル企画のテレビ番組を担当したりしていました。

そういう企画をやっていたので「変わった発想を持っている」と評価していただけたのだと思います。今思えば、そのころから『普通』とは少し違う視点で物事を見ることができていたのかもしれません。

この『流される』という特性は優柔不断に見えると思いますが、同時に、新しい可能性に対して開かれた姿勢でもあったのかな、と今では考えています。

舞台俳優やテレビ業界など、さまざまな経験を積み重ねることで、独自の視点と創造性が養われたように感じています。

意外な原点!『任侠映画』から学んだ人生哲学


-小さいころから憧れているものがあるそうですね!

サトウ:実は小さいころから、任侠映画が大好きで、ずっと見ていました。

友達もいなくて、任侠映画ばかり見ている変わった子どもでしたね(笑)

今考えると、任侠映画に惹かれたのは単純に『カッコいい』だけでなく、そこに描かれる人間関係や信念、生き様だったのかもしれません。

でも現実を知って、それは無理だな、と。喧嘩は怖いですし、親に迷惑をかけたくはありません。

そんなときに舞台俳優という仕事を紹介されて「演劇なら任侠という世界の中に生きられる」と思い、そこから演劇の世界に入っていきました。

これも『流されて』始めたことの一つですが、結果的に自分の表現者としての原点になりました。

-広告業界に生きる人間として、任侠映画から得られるものは多いように思います。

サトウ:そうですね、任侠映画から学んだことは仕事の根っこにあります。
『自分より弱い者を守る』『戦う相手を選ぶ』といった考え方は、今の仕事でも活きています。

例えば、Lifunextよりも規模が大きい会社を相手にコンペなどで戦うときも、その精神は持ち続けています。単純な勝ち負けではなく、どう戦うかという姿勢が大切だと思っています。

これは、広告やブランディングの世界でも同じです。

『ただ目立てばいい』『インパクトがあればいい』というわけではありません。相手の立場を理解し、適切なアプローチを選択する。そして何より、自分たちの信念を貫く。

そういった姿勢が、結果として強いブランドを作り上げていくのだと信じています。

フリーランスから会社員へ!Lifunextを選んだ理由


-Lifunextへ入社した経緯を教えてください!

サトウ:実は、2024年の5月に前職から独立をして、フリーランスとして活動するとともに自分で会社も立ち上げていました。

前職では副業ができなかったものの、ご縁があって知り合った方などからお仕事をいただくことがありました。副業の収入が増えるにつれ、税金面でも難しい状況になってきたんです。

そこで一度立ち止まって、自分のキャリアを見つめ直す機会がありました。

転職を考えたとき、周りの知り合いからいただくお仕事だけでは成長のスピードに限界があると感じていました。同じような仕事、同じような視点だけでは「クリエイターとして停滞してしまう」という、そんな危機感があったんです。

そんなときにLifunextに出会って、彼らの戦略的なアプローチに惹かれました。特に、データと創造性を組み合わせたアプローチは、大雑把に物事を動かしがちな自分にない視点として魅力的に感じたことを鮮明に覚えています。

他社からも金銭面で魅力的なオファーをいただいていましたが、僕が求めていたのは『成長』だったため、今までやったことのない領域にチャレンジできるLifunextを選びました。

結果的に、その選択は正しかったと感じています。

特に印象的だったのは、社長の田村や副社長の丸田、採用責任者の山本、戦略コンサルティングチームの長である衣川の姿勢です。

目的意識が明確で、目標に向かって真摯に努力されている純粋さと熱量の高さに強く惹かれました。これまで会ったことのないタイプの『輝き』を感じたんです。

クリエイティブの真髄!人の欲望をコントロールするということは?


-戦略コンサルティングチームでクリエイティブディレクターを担当されていますが、どういった部分にやりがいを感じていますか?

サトウ:僕たちの仕事は、人の気持ちをコントロールするようなものです。

言葉にできない想いを言葉にしたその結果として、人が笑ったり、感動したり、商品を手に取ってくれたりします。これは単なるビジネスの成果以上のやりがいや喜びがあると感じています。

僕には娘と息子がいるのですが、一緒にテレビを見ている際に息子が僕の携わったCMを見て「パパが作ったCMだ!」と言って喜んでくれるんです。

息子だけではなく、そういう反応を直接感じられることが、この仕事の醍醐味だと感じています。

私たちの作ったものが、誰かの記憶に残り、誰かの行動を変える。その責任と喜びを日々感じています。

コンテンツ(クリエイティブ)を生み出す苦しみと喜び


-コンテンツ(クリエイティブ)を作る際には苦しいことがたくさんあるように思います。

サトウ:その通り、アイデアを出すのは本当に難しい仕事です。

ただ座って考えているだけでは生まれないので、徹底的なインプットが必要です。企業の歴史や商品、競合他社の動き、過去の広告事例など、とにかく情報を集める必要があるんです。

時には一つの企画のために、何百件もの事例を研究することもあります。

クライアント目線では「言いたいことが伝えられているか」、商品視点では「特徴が活かされているか」、消費者視点では「どう受け取られるか」というように、様々な視点で考え、検討を重ねていく必要があるんです。

時には数十のアイデアを出しては捨て、また新しいアイデアを考える、その繰り返しです。

-アイデアがどうしても出ないときには、どういったところから捻り出しているんですか?

サトウ:最近は夜中にランニングをするようになりました。毎日5キロほど走っています(笑)

走っているときは頭が整理されて、新しいアイデアが浮かんでくるのでランニングはおすすめです。これも一種のルーティンになっていて、身体を動かすことで頭も活性化されるんです。

アイデアが出ないときは本当に苦しいですが、その苦しみを乗り越えて生まれたアイデアは、どこか説得力が違います。だからこそ、諦めずに考え続けることが大切だと思っています。

この『考え続ける』という姿勢は、若手のクリエイターにも伝えていきたいことです。

チーム内には若手の女性クリエイターがいるのですが、彼女にもこの『四六時中考える』という姿勢の大切さを伝えています。クリエイティブな仕事は、オフィスアワーで区切れるものではないんです。

クリエイティブの難しさとは?正解のない問いへの挑戦


-クリエイティブディレクターの仕事で一番難しいと感じていることはなんですか?

サトウ:この仕事の難しさは、正解がないところです。

何ヶ月もかけて作った企画が全く響かないこともあれば、パッと思いついた企画が大きな反響を呼ぶこともある。時間をかければいいというものでもないんです。

この不確実性との戦いが、最も難しい部分かもしれません。

奇をてらうだけでもダメですし、ありきたりな表現では新鮮味がないです。そのバランスが本当に難しいからこそ、四六時中考え続けることが必要なんです。

電車に乗っているとき、食事をしているとき、寝る直前まで、常にアイデアを探しています。

僕は自分の椅子にシートベルトをつけて、アイデアが出るまでは絶対に立ち上がらない、くらいの気持ちで取り組んでいます。その苦しみがあるからこそ、人の心が動いたときの喜びも大きいです。

この緊張感と達成感のサイクルが、クリエイターとしての成長を支えているのかもしれません。

Lifunextの魅力は向上心が育つ環境にあった


-Lifunextに入社して半年が過ぎましたが、どんなところに一番魅力があると思いますか?

サトウ:Lifunextの一番の魅力は『人』だと思います。

社長の田村をはじめ、純粋で前向きで、向上心を持った人たちばかりです。

今まで大きな会社でいろいろな仕事をしてきましたが、こんなに純粋に目的を持って仕事をしている人たちは珍しいです。それぞれが自分の専門性を持ちながら、お互いを高め合える関係性があると思います。

特に田村は本当に素晴らしい方です。経営者として優秀なだけでなく、人としても尊敬でき、学ぶべきことがたくさんある方だと感じています。

ビジョンを持ちながらも現場の声に耳を傾ける姿勢は、経営者として理想的だと思います。

また、社内の雰囲気も素晴らしいです。役職や立場に関係なく、自由に意見を言い合える環境があるため、他部署の知見などから刺激を受けることも珍しくありません。

僕自身、入社してまだ半年ほどですが、この環境で多くの刺激を受け、確実に成長を実感しています。

これからの展望、チームとしての挑戦とは


-戦略コンサルティングチームとして、どういった目標を掲げて走っていますか?

サトウ:戦略コンサルティングチームはまだ新しく、実績を作っていく段階です。

私たちの強みは、様々な専門性を持ったプロフェッショナルが揃っているところ。デジタルやマーケティング、ストラテジー、クリエイティブなど、それぞれの強みを活かして新しい価値を生み出していきたいと考えています。

特に注力したいのは、戦略とクリエイティブの融合です。

データに基づいた戦略と、感性に基づいたクリエイティブ。一見相反するように見えるこの二つを組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションが実現できると信じています。

-サトウさん個人の目標を教えてください!

サトウ:僕自身も、今までの経験を活かしながら、新しいスキルも身につけていきたいです。

社内にいるプロフェッショナルたちと化学反応を起こして、より大きな価値を生み出せる存在になりたいですね。

特に、デジタルマーケティングやデータ分析など、自分の弱い部分を強化していきたいと考えています。

クリエイティブディレクターの仕事は確かに大変です。でも、その分やりがいもある。

新しい挑戦をしたい方、プロフェッショナルとして成長したい方、そんな仲間と一緒に働けることを楽しみにしています!

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