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老人ホームの相談員や医療ソーシャルワーカーでの勤務経験を活かしたい方必見!「入居コーディネーター」を選んだ理由・仕事の魅力とは

はじめに

こんにちは!LIFULL seniorの山本優果です。
普段は老人ホームの入居コーディネーター業務を担当している、新卒2年目の社員です。

突然ですが、皆さん「入居コーディネーター」という職種を聞いてどのようなイメージをもつでしょうか?
簡単に説明をすると、入居コーディネーターとは
一般のご相談者様から老人ホームへのご入居に関するご相談、お問い合わせをお電話等で受け、無事ご入居先が見つかるまでサポートをする職種のことです。

▽入居コーディネーターの業務について、詳しく知りたいという方はこちら
元医療ソーシャルワーカー・地域包括支援センターの専門員がLIFULL seniorで活躍しているワケ

今回は、私も所属する部署で「入居コーディネーター」を担当をしている素敵な先輩方をぜひ知っていただきたい!という思いから、記事を書かせていただきました。

現在転職活動をしていて、「老人ホームや病院での勤務経験を活かしたい」「高齢者やそのご家族に寄り添った支援がしたい」という方には、ぜひ読んでいただきたい記事です。

さて今回インタビューしたのは、中途社員として入社した、それぞれ全く異なるバックグラウンドをもつ3名のメンバーです。

これまでの経歴や入社理由、前職との違いなど盛りだくさんな内容となっているため、どうかお付き合いいただけると嬉しいです!


【1人目】橋本 真歩|Hashimoto Mahoさん

1、これまでの経歴

これまでに3社経験しており、1社目の仕事は新卒で入社した病院のソーシャルワーカーでした。

2社目ではより地域に根付いた高齢者支援がしたいという想いから、地域包括支援センター(以下、地域包括)を選択しました。

3社目では地域包括で働いている中で、「介護に関わるご家族への支援もしたい」と感じるようになり、対面の老人ホーム紹介会社へ転職しました。


2、LIFULL seniorへの入社理由(入居コーディネーターを希望した理由)

老人ホーム紹介会社では、病院のソーシャルワーカーやケアマネジャーの方々への営業活動が主な業務内容でした。

自身が思い描いていたご家族やご本人への支援という部分とは仕事内容が少しズレていたので、転職を考え始めLIFULL seniorに出会いました。

これまでの経験や持っている資格を活かせる環境を探す中で、一人ひとりの「人」に真摯に向き合う社風に惹かれ、入社を決意しました。


3、前職との違いについて

2024年2月現在は、週1-2回の頻度で出社し、それ以外の日は自宅でリモートワークをしています。

病院や地域包括、紹介会社で働いていた時は相手の顔が見えていましたが、お電話だけでやり取りをすることははじめてだったので最初は戸惑いもありました。

相手の顔が見えないからこそ、電話口での声のトーンや会話のテンポにも気をつけています。

多くの方が不安な気持ちを抱えながらご相談頂いていると思うので、安心感を持っていただけるように寄り添う気持ちも大事にしています。


また、パソコンやさまざまなツールを使いながらの業務は慣れるまで時間がかかりましたが、今はとても便利に使っています。

入社後は、しっかりとツールの使い方を学ぶレクチャーの時間が設けられています。レクチャー担当の方が一人ついてくれるだけでなく、他のメンバーもサポートしてくれるので、慣れないことがあっても安心して業務に取り組めました。


4、部署の雰囲気

メンバー同士年齢が近いこともあり、業務上での困ったことなどは相談しやすい環境だと思います。

また、業務中は受電や架電等の状況がリアルタイムでモニター上に表示される為、たとえミスやトラブルが起こってしまっても、迅速に報告や相談がしやすい環境ですね。

みなさん優しいので些細なことでも必ず話を聞いてくれて、ありがたいなと感じています。

上司との1on1も定期的に設けられているので、コミュニケーションも取りやすいです。


5、業務への想い

ご相談いただいた方の悩みや心配ごとを少しでも軽くできればと思いながら、日々業務を行っています。

入居以外のことでもご相談してもらうことで誰かの安心に繋がったり、ご相談者様の不安を少しでも解決できていたりするのであれば、それが自身のやりがいになっていると感じています。


【2人目】石川 ひかる|Ishikawa Hikaruさん

1、これまでの経歴

大学卒業と同時に社会福祉士の資格を取得し、社会福祉法人で「特別養護老人ホーム」「ショートステイ」「小規模多機能型居宅介護」「デイサービス」の相談員 兼 介護職として勤務していました。

相談員として勤務している中で、医療面の知識や経験不足から、医療機関へ働きかけて連携をすることの難しさを感じ、自己成長のため医療ソーシャルワーカーへ転職しました。

医療ソーシャルワーカーとして病院での退院支援や訪問診療の相談員を経験し、地域と医療の連携を学びました。


2、LIFULL seniorへの入社理由(入居コーディネーターを希望した理由)

2点あります。

まず、自分自身が社会福祉士として仕事をする上で大切にしている考え方と、LIFULLグループの社是である「利他主義」の考え方が一致していたことです。

また、採用面接で関わった全ての方に親切で温かみのある対応をしていたただき、入社を決めました。最終的な決め手は「人」です!


3、前職との違いについて

前職との働き方とは、全く異なります。大きく異なるのはリモートワークを取り入れているところです。

医療福祉の現場ではほとんどの場合毎日出勤し、必要に応じて自身のシフトを変更して土日も出勤することがあります。

LIFULL seniorではリモートワークがメインになるので、仕事とプライベートの両立が格段にしやすくなりました。


具体的な業務の変化としては、対面から電話での対応中心の相談支援に変わりました。
全国の困っている方からお電話で気軽にご相談していただける窓口なので、勤務する1日の中で対応できる件数が増えました
より多くの方と関われるようになり、やりがいを感じています。

4、部署の雰囲気

様々な経歴を持った人が集まっているため、得意な分野の情報を共有でき、成長の機会につながっています。

部署全体で知識共有の時間を作って学びを深めることもあります。自分自身で勉強会を開催することもできますよ。

困ったことを相談したい時や、他のメンバーの知識を借りたい時は呼びかけるとすぐに返答してもらえることが多いです。人のために時間を割ける親切な方ばかりで、はじめての業務でも安心して働ける環境が整っています。

5、業務への想い

「困っている方のお力になりたい」と思いながら、施設選定のアドバイスをしたり、時には一緒に悩んだりもしています。

高齢者施設や医療機関で勤務していた経験を活かして、介護に必要な情報を幅広くご相談者様に提供していきたいと思っています。


【3人目】大垣 拓也|Ogaki Takuyaさん

1、これまでの経歴

大学卒業後の4年間、toC向けの投資用マンションの営業をしていました。
毎日電話でアポイントを取り、北は北海道、南は長崎まで行き、ファミレスや車の中、ご自宅など、色々な場所で商談をし、マンションを売っていました。

お客様とのアポイントを決めるまでに、お電話だけで関係構築をすることは難しい仕事でしたが、9割男性社員という、部活のような雰囲気の楽しい会社でした。

お給料などの条件面も良かったのですが、その分多忙でなかなか休みが取れず、子供のいる上司などを見ているととても大変そうに感じていました。自身の将来のことを考えて、転職を決意しました。


2、LIFULL seniorへの入社理由(入居コーディネーターを希望した理由)

入社理由は以下の3つです。

1:社会的に意義のある仕事がしたい
2:ワークライフバランスが取れている会社に入社したい
3:前職のスキルを活かせる仕事がしたい

何社か面談しましたが、上記3つ全てを満たしていたのが、LIFULL seniorでした。


3、前職との違いについて

働き方や業務における評価軸は、前職と全く違いますね!

まず、働き方でいうと、ワークライフバランスが取れています。
前職では休日出勤が当たり前でしたが、LIFULL seniorでは親会社のLIFULLが上場していることもあり、基本的には土日休みで、比較的有給も取りやすい環境です。

ダラダラと仕事をするのではなく、限られた期間で成果を上げることを意識しており、メリハリが付いて非常に仕事がしやすいですね。


また、前職は上から降りてくる目標を毎月追い続けるという日々だったので、自分の提供する価値について深く考えることが難しい状況でした。

さらに価値提供できているかは評価の対象にならず、重要ではありませんでした。

一方LIFULL seniorでは、ご相談者様の対応をする際に「それは本当にご相談者様のためになっているか?」ということを上司が問いかけてくれます。また、ご相談者様へどれだけ貢献できたかをしっかりと評価してくれています。

ご相談者様への貢献だけでなく、個人で掲げた目標の達成など、様々な角度から評価してくれるため、やりがいを感じながら働くことができる環境です。


4、部署の雰囲気

聞き上手な人が多い印象です。

業務の特性上、ご相談者様の状況をお電話などで伺います。

ご相談者様からお話していただく必要があるため、どのようにお伺いすると喜んでくれるのか、どのように相打ちをしたら心地よいのかなど、日常の会話でも自然と意識できているメンバーが多い気がします。

メンバー同士でランチや、飲みに行ったときでも気持ちよく話せていますね。


5、業務への想い

少しでも介護について悩んでいるご相談者様の不安を解消できればと思い、業務に励んでいます。

私は他業種から現在の仕事に就いているため、勉強しなければならないことが多くありますが、幸いにも何名か介護業界出身のメンバーがいるため、色々と教えてもらっています。

他のメンバーと一緒にOne Teamでご相談者様の不安の解消ができればと思っています!


さいごに

いかがでしたでしょうか?

「入居コーディネーター」は、前職での営業スキルや介護・医療での現場経験を活かしながら、ご相談者様に納得した施設を見つけていただくための価値提供ができる、とてもやりがいのあるお仕事です。

大前提、成果や目標を追うことももちろん重要なことです。しかしながら、それ以上に「高齢者やご家族様に提供できる選択肢を増やしたい」「より高齢者やご家族様と深く関わり、サポートしたい」そんな想いをもつ人が多く集まった場所だと思います。

今回の記事を通して、少しでも「入居コーディネーター」業務に興味を持ってくださると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!