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訪問査定率NO1を獲得したホームズ不動産売却査定プロダクトチームの想い~配属2か月の新卒が徹底調査!~

皆さんこんにちは!
今年の4月に株式会社LIFULL に新卒で入社した吉田と申します。
研修が終わった6月からは、サービス企画職として不動産売却査定サービスを担当する部署に所属しています。

配属されてすぐ、この担当サービスが「不動産会社のミカタ」が発表した「2022年上半期 一括査定サイト訪問査定率ランキング」において、訪問査定率No.1を獲得しました。
今回の受賞は、2021年度に続き2回目の受賞となります。

なぜLIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービスが連続で訪問査定率No.1の品質評価を得られたのか、新卒の視点から考察をしてお伝えしたいと思います。

※訪問査定率
査定依頼に対して、訪問査定のアポを獲得できた割合
ミカタ社がアポを取得した訪問査定数/ミカタ社が対応した査定件数
(いたずらや重複など、架電不可である案件は分母に含まず)

考察1:LIFULL Quality Standardsを遵守したサービス開発

まず、1つ目の要因は、会社情報ページにあると考えました。

本題に入る前に、LIFULLは「LIFULL Quality Standards」という事業やサービスの品質などあらゆる提供価値に対しての品質基準を持っています。

LIFULL Quality Standardsには、以下の5項目があり、不動産売却査定サービスもこの基準に沿ってサービスを企画しています。

Life-centered
それは、暮らし、人生を豊かにするか?
For Everyone
それは、一人ひとりに寄り添えているか?
Well-being
それは、幸福をもたらすか?
Focused
それは、本質を捉えているか?
Amazing
それは、すごいっ!と思えるか?

不動産売却査定サービスの会社情報ページはまさに、このLIFULL Quality Standardsに沿って設計されていることに気づきました。

売却を検討するユーザーのパートナーとなる不動産会社について、アクセスや所在地などの基本情報だけでなく、会社の特徴や強み、担当者からのアドバイスなど豊富な情報を提供しています。

そのため、競合他社と比べると倍以上の情報量です。

しかし、情報が豊富になる分、提携している不動産会社は情報を入力する負担が増えてしまいます。

なぜLIFULLでは情報量が豊富な会社ページを実現できたのでしょうか?

上司に経緯を聞いて見ると、LIFULL Quality Standardsに当てはめて考えた場合、豊富な情報量は、ユーザーに正しい判断をしていただくためになんとしても必要な情報でした。

しかし、不動産会社の担当者の方は忙しく、新たな情報入れていただくのも簡単ではなかったため、ご担当者に負担をかけないよう、賃貸や売買などの他サービスで入力済みの情報を活用するなど工夫をして取り組み続けた結果、情報量が豊富な会社ページを実現できたということです。

さらに、提携会社数においても業界トップクラスの全国3,500社以上の不動産会社と提携しているため、一人ひとりの多様なニーズに寄り添ったマッチングが可能となっています。

このようなより多くの選択肢と、良し悪しを判断できる情報量を突き詰めてきた結果が今回の受賞理由の1つだということが分かりました

考察2:部署のビジョンに沿ったサービス開発

2つ目の要因は、会社選択の方法にあると考えました。

LIFULLでは、部署ごとにビジョンを掲げて日々業務に取り組んでいます。
不動産売却査定サービスの部署では、以下のビジョンを掲げています。

「より良い住生活のために、安心して不動産売却できる世界を創る」

会社選択の方法は、まさにこのビジョンに沿った機能です。

LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービスは、会社選択の際に自分で希望する不動産会社を選択しなければ査定依頼ができない仕組みになっています。

一般的な一括査定や相見積もりサービスは、会社選択の際にあらかじめ複数社にチェックが入っている状態でスタートします。

このようなあらかじめチェックがつく機能があることで、選んだ覚えのない会社からの連絡が後を経たず、不安を感じるユーザーが一定数生まれています。

LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービスでは、ビジョンに沿ってユーザーに安心して利用してもらうため、一社ずつ会社情報を読んでチェックをつけてもらう仕組みを提供しているのです。

当たり前のことのように感じる方もいると思いますが、競合サービスがそういった機能で反響を伸ばしている中で、「やらない」という選択をすることは簡単ではないと感じています。

担当者がそういった判断を迷わずに選べるのも、このビジョンがあるからだと思いますし、そういったユーザーの安心を考えて開発した機能が訪問査定率No.1に大きく貢献していると思います。

考察3:徹底した品質管理

LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービスでは、ユーザーの売却の意欲に合ったサービスを提供しています。

この取り組みも訪問査定率No.1に大きくかかわっていると考えました。

一例ですが、広告では使用される広告画像やアフィリエイト文章などすべてのクリエイティブをチェックして「売らなくてもいい」「とりあえず調べてみよう」などの表現を訂正しています。(僕の今の仕事です。)

LIFULLとしては、労力がかかるだけでなく、お問い合わせが減り売上にもマイナスですが、この作業は不動産会社とユーザーどちらにもメリットは大きいです。

不動産会社にとって、不動産査定は時間がかかるため、売却予定がない査定はなるべくやりたくないはずです。

そして、全く売る予定のユーザーにとっても実名で査定依頼を出すと、色々な不動産会社からの連絡に対応する手間がかかってしまいます。

そのため、「売らなくてもいい」「とりあえず調べてみよう」といった表現を控えています。

「売る予定はない」「不動産価格だけが知りたい」というユーザーに向けては、シミュレーション査定サービスプライスマップや概算価格の調べ方をよくわかる!不動産売却というメディアで提供しています。

また、「売りたいけどまずは匿名で依頼したい」というユーザーに向けては、匿名で査定が受け取れる匿名査定や電話で気軽に相談できるうるサポというサービスも提供しています。

このようにユーザーの売却の意欲に合ったサービスの提供も訪問査定率No.1に大きくかかわっていると思っています。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

訪問査定率No.1を獲得できた理由を新卒の視点から考察してみました。

今回の受賞の背景には、LIFULLの企業文化や品質基準が組織全体に浸透していることが大きく影響しているとわかりました。

今後、私が企画・サービス開発を行う上でも、これらの観点を忘れずにサービスの発展に貢献したいです。

「より良い住生活のために、安心して不動産売却できる世界を創る」というビジョンに向けて、反響数でもNo.1を取れるサービスを目指して日々取り組んでいきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

5.LIFULL HOME'S不動産売却査定サービスについて

LIFULL HOME'S不動産売却査定サービスは、「匿名」での売却査定、「実名」での売却査定の2つの方法から、不動産会社に所有物件の売却査定依頼が可能です。

実名での売却査定では、まず不動産会社の特長や売却に関する担当者からのアドバイス等、豊富な情報の中から査定を依頼したい会社を選びます。

その後、売主からも、不動産会社に物件写真やコメントで所有物件の詳しい情報を伝えることで、双方の信頼関係を築き、所有物件の売却を安心して任せられる不動産会社に出会うことができます。
https://www.homes.co.jp/satei/

吉田 宏輝(よしだ こうき)
LIFULL HOME’S事業本部 プロダクトプランニング1部売却査定U
2022年4月に新卒で株式会社LIFULLに入社。
研修期間を経て、6月から売却査定Uに配属。
個人の活動では、社会課題解決を軸にした就職・転職活動を支援するインタビューメディアCOCOCOLOR EARTHの代表を務める。


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