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個人の成長と社外プレゼンスを高めるLIFULLのユニークな取り組み

LIFULLでは、意欲ある個人が活動・意思決定に参加し、裁量を発揮できる舞台を増やすため、約半年前から「ギルド制度」を導入しました。

ギルド制度についてはこちらの記事をご覧ください。

今回は、6つあるギルドの1つである「ソーシャルアンバサダーギルド(SAG)」について詳しくご紹介します。ぜひ多くの方に、LIFULLサービス企画職のユニークな取り組みを知っていただければと思います。


ソーシャルアンバサダーギルドについて

ソーシャルアンバサダーギルド(SAG)は、社外プレゼンス向上や社内の取り組み共有を目的として発足しました。具体的には、LIFULLの企画note「LIFULL Product Growth」を活用して情報発信を行っています。

活動は主に2つの方法があります。

  1. 「書いて貢献」:noteを書いて、自分たちの知識や経験を広める

  2. 「運営して貢献」:noteの校正、アカウント発行、執筆者が増える仕組みづくりなどを通じた運営

ギルドに参加したメンバーの目的・思い

SAGに参加するメンバーたちは、どのような思いでこのギルドに加わったのでしょうか。ギルドメンバーで紹介し合いました。

メンバーの紹介

SAGは現在5名で活動中です!

参加の動機

  • 自分のスキルを伸ばしたり、LIFULLのサービス企画職の魅力をもっと社外に知ってもらいたいと参加

  • 個人の成長と会社のプレゼンス向上を目指して、新しいことに挑戦したり、積極的に情報を発信していきたい

E: もともとnoteを書くことには興味があったんですけど、なかなか始められなくて。このギルドなら続けられるかなと思って参加しました。

I: LIFULLのサービス企画職って、社外の人からはすごくレベルが高いと言われることがあるんですよね。でも社内ではそれがあまり知られていないので、もっと発信して社外と接点を持つべきだと思ってました。また、サービス企画としての自分の市場価値を上げるためにも、社外発信が必要だなと感じて参加しました。

T: 自分の専門性を活かして積極的に社外の方と交流していますが、何かを得るには一方的に聞くだけでなく、こちらからも価値提供をする必要があると考えています。そのため、社外との交流を楽しみながら発信していきたくて参加しました。

K: 正直、もっとアグレッシブにいかなくちゃと思って参加しました。自分にとって新しい経験を積みたいし、SAGはその第一歩にしてみたいと思ったんです。

M: Iさんと似ています。私たちが社内で取り組んでいること・成果は、自分たちが思っているよりもすごいこともあるんじゃないかと。これを社外にも発信し、より多くの人にLIFULLのものづくり、サービス企画職の魅力を知ってもらえたらと思ったのがきっかけです。結果として、私たちが、LIFULLのサービス企画職であることによりプライドを持てるようになれたらとも思っています。


半年の活動を振り返って

SAGギルドがスタートしてから半年が経ちました。この活動を通してどのような気づきや学びを得たのでしょうか。FDL(Fun/Done/Learn)のフレームワークに沿って、ギルドでの活動を振り返りました。

figjamでわいわいしました!

Fun(楽しかったこと)

  • ギルドの活動を通じて、部署を超えた連携や意見交換ができたことが楽しかった!

  • 普段接点が少ない人同士だからこそ、ミーティングの雰囲気・進行方法を学べた

I: 普段なかなか接点の少ない方々と交流できるのが魅力でしたね。社外発信を先行している職種の動きを参考にするため、エンジニアやデザイナーの皆さんと意見を交換したのですが、視野も広がりました。

K: 私は、ミーティングのゆるやかな雰囲気が毎回楽しみでした。普段と異なる仕事内容やメンバー・執筆者の方とのやり取りがあることで、校正担当としてもっと積極的に情報を取り入れていこうと感じました。

E: 私も同感です。チームの一体感には感謝しています。校正の過程で得られるフィードバックは多様な視点に触れられて良かったですし、生成AIの活用で作業が効率化されたのも良い経験でしたよね。

M: みなさんがいろんな経験をして、社内でのつながりを深めていることを聞けて本当に嬉しいです。このような部署をまたいだ横の連携が広がっていくのは、ギルド始動の目的の一つでもありますし素晴らしいですね。
Tさんはどうですか?

T: このギルドでは、普段の業務では気づけない新しい視点を得ることができました。ミーティングの進め方も、普段の業務とは少し違うやり方だったので、こういうやり方もあるのかと参考になりました。


Done(やったこと)

  • noteの運用マニュアルを整備し、誰でも記事を書ける体制を構築。運用メンバー間のフォロー体制が整った

  • note執筆の部署持ち回り制をこの10月からスタートさせるため、サービス企画職総会で発表した

  • サービス企画職メンバーがnote執筆しやすいように、「記事の切り口リスト」を作成した

M: 私は、これまで俗人化していたnote運営のドキュメント整備をしました。執筆者向けと管理者向けの運用マニュアルです。これにより、誰でも記事を書けるようになったのが大きな前進でした。特に、管理者向けマニュアルを見て、誰かが休んでも他のメンバーがフォローできる体制が整ったのは嬉しいです。

K: そうですね、それは大きな進歩ですね。私自身は、サービス企画職総会でのプレゼン準備が順調に進みました。定期的なミーティングで少しずつ進捗を感じられるのが楽しかったです。また、AIを活用した新しい記事作成の切り口を模索できたことも非常に良かったです。

I: その通りですね。私は、これまでのnote記事のアクセス状況を分析し、どんな切り口の記事が人気かを把握できたことで、今後の記事作成に活かせると思いました。また、チームのMTGでは皆で多くのアイデアを出し合い、新しい視点を得ることができました。


E: その点で言えば、マニュアル作成と校正担当を全員で達成できたことが嬉しいです。サービス企画職総会での活動報告もスムーズに行えました。

T: 執筆を部署ごとの持ち回り制にすることには、最初はネガティブな反応があるのではと懸念していましたが、意図とメリットをしっかり説明することで、各部署の理解を得ることができました。また、校正力の向上は自分が書く上でも本当に助かりましたね。


Learn(学んだこと)

  • 人が執筆した記事を読み比べる機会が増え、文章構成や客観的な視点を学んだ

  • ギルド活動は普段の業務ではないからこそ、長期的なゴール設定とブレイクダウンしたタスクの進捗確認が大事

I: 他のメンバーの記事を見ることで、文章の構成や見出しの重要性について多くを学びました。また、生成AIを活用した記事の分類やタグ付けを経験して、自分のスキルの幅が広がりました。さらに、このようなワーキンググループが停滞せず持続的に推進するための方法についても発見がありました。

K: そうですね。他の人の記事を読み比べることで、客観的な視点を持てるようになり、自分の文章スタイルを磨くことができました。これまで記事を書いたことのない人にも挑戦してもらい、そこからのフィードバックを基に運用方法を改善していきたいと思います。定期的なミーティングの重要性も改めて確認しました。

E: 私も同感です。長期的なゴールを設定し、それをブレイクダウンするプロセスが非常に勉強になりました。また、表現力や言葉選びも意識するようになり、人を動かすには明確な目的とメリットの提供が必要だと感じました。

M: 今回は半年ほどのゴールをみんなで話し合って決めた後、そのゴールから逆算した月ごとのマイルストーンを設定、達成に向けてみんなで活動しましたね。みなさん当事者意識がとても強く、それぞれが積極的にタスクを拾ってくれたことに感謝しています。このギルドを通じて、みなさんの実行力とコミットメントの高さを改めて実感しました。

T: みなさんのお話を聞いて、私も同じくタスクの進捗確認や目標設定の重要性を改めて認識しました。社内発信するときには、説明を工夫しハードルを下げることで、受け入れられやすくなると気づきました。


Try(次やりたいこと)

  • 生成AIを用いて記事作成の効率化を図り、多様なアプローチでコンテンツを増やしたい!

  • 社内のnote執筆者が自然と増える仕組みを考えたい

E: 自分でnote記事を執筆し積極的に発信していきたいです。今までの活動を振り返りつつ、新たに得た知見を活かしてより多くの人に届けられるように取り組んでいきます。

I: そうですね、私は生成AIを活用して記事作成の効率化を進めたいです。他のメンバーとも協力して、多様なアプローチでコンテンツを増やしていけるようにしたいです。

K: 効率化、大事ですね。私はミーティングの目的ややるべきことを明確にして進行させることを心がけます。これによって、スキルの向上を目指し、参加者全員でより効果的な会議を実現したいです。

T: その通りですね。発信することの重要性を常に意識していきます。note執筆者が増えるようサービス企画職のみなさんに対して、活動の意図を明確にし、継続的にその必要性を伝え続けることを今後の方針としたいです。

M: 私はnote執筆者が自然に増える仕組みづくりにより取り組んでいきたいです。また、ミーティングでのファシリテーターの役割を持ち回りにするなど、よりみんなでまわせる体制を作れるともっとよくなるのでは、と考えています。


最後に

実はこのnoteは、振り返り会でTryとして出た生成AIを活用した次の方法で作りました!新しいチャレンジが早速できて嬉しいです。

  1. 振り返り会FDL(Fun/Done/Learn)をGoogle Meetで開催し、録画する

  2. 録画を生成AIに文字起こししてもらい、記事のたたきを作ってもらう

  3. 記事のたたきを、人の手で適宜修正して仕上げていく

また、SAGギルドの活動を経て、私たちはLIFULLの魅力を外へ伝えるだけでなく、個々の成長やチームの結束力を高めるといった内的な成果も得ることができました。このような取り組みは、ギルドの枠を超えて組織全体の成長にも寄与できそうです。今後もギルド活動にご期待ください!


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