ポップインサイト様主催セミナー「【LT会】UXリサーチ共有会 1月」に登壇してホームズのUXリサーチ事例についてお話しました
こんにちは、LIFULLのチバです!
普段は不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の、ユーザー向けに配信するメール・LINEの主管部門でサービス企画職として務めております。
先月2023年1月にポップインサイト様のLTイベントに登壇しました。
今回の発表では、「ユーザーのライフステージをヒモ解くUXリサーチ」をテーマに、現状認識を疑うことから始める課題リフレーミングの手法について話しました。
この記事でちょこっと登壇内容を紹介します💁
課題の出発点はどこから?
普段の取り組みだと、既に「この施策をやりましょう」「つぎの案件はコチラです」といったようにやることが決まってから自分の手元に届くこともありますよね。
それらは既に、定量的なデータを元に課題の出発点が決まっているケースだったりします。
そのデータからくる課題へのアプローチを決めるには、もう少し確からしさを探る必要があります。
初期視点を改めて導き出すフェーズを入れることで、既に枠組みで捉えられた枠組みを一度外す→違う枠組みで生活者起点で見直すことができます。
「現状認識は正しいわけではない」という姿勢であらためて課題と向き合う重要性を話しました。
現状認識をアップデートし続けるには?
「家探しってこういうものだよね」「引越しのときの不安ってここからくるよね」といった現状認識による思い込みをなくすために、私たちは社内の事例も多く集める・アウトプットするように心がけています。
登壇動画でも紹介していますが、私が中古マンション購入を検討し始めるところから、購入、住替え完了に至るまでのエピソードは社内ブログにしてプロダクト関係者が見れる場所に掲載しています。
怒りや悲しみや喜びや不安などの感情たっぷりに執筆しました。
社内にこうしたデータが残っていると、デスクリサーチの材料に成り得るので課題リフレーミングでは大いに役に立ちます。
動画が公開されています
Youtubeチャンネル「UXリサーチを学ぶ!ポップンチャンネル」に動画がアップロードされているので、ぜひご覧ください!
なぜ、イベントに登壇したの?
イベントへの登壇は人に伝えるトレーニングとして捉えているため、依頼があればできるだけ受けるようにしています。
社内外問わず、人前に立って言葉で説明できる能力を鍛えられるチャンスがきた!と引き受けてきました。
特に、テック系のイベントは良い機会だと思って積極的に参加しています。
専門性が必要になればなるほど、矢面に立つことになります。
それによって、井の中の蛙になることを防ぐ狙いがあります。
ドメイン知識が膨大な事業に関わると、それを活かすため・見直すためのたくさんの学びが必要になります。
そのためにも、より大きい海原へ舟を出して見識を広く持たなければならなくなります。
ただインプットするだけならば簡単ですが、自分の独自解釈に「それ違いますよ」「きっとこっちの方が向いてると思います」とフィードバックをもらえるのは、登壇するハードルを越えられた先にしかありません。
今後も学びのチャンスにはアグレッシブに食いつき、業界を盛り上げていきたいです👊❤️🔥
最後までお読みいただきありがとうございました🙌